広島ドラゴンフライズが100点ゲームでチームの連敗を4で止めた。負ければ借金生活となるあとがない一戦だったが、地元ファンの声援に後押しされてのダブルスコア勝利で息を吹き返した。
1月に一度はチームの運営活動が停止した和歌山トライアンズを相手に、広島ドラゴンフライズは第1ピリオドで23-14とリード。
78-34と大量リードで迎えた第4ピリオド、残り3分となって岡崎がコートへ。スタンドから大きな拍手が沸き起こった。
放ったシュートは惜しくもゴールならず。しかし岡崎にとっては次に繋がる貴重な時間となった。
試合後には「選手お宝プレゼント」で竹内公輔選手のオールスターゲーム使用のバッシュが1名に当たった。
当選された守屋好実さんは”号泣”…。竹内選手は「こんなに喜んでいただき本当に嬉しいです!」とコメントした。
満面笑みの守屋さん
広島ドラゴンフライズ101-49和歌山トライアンズ
1P 23-14
2P 25-9
3P 30-11
4P 23-15
会場:広島サンプラザホール
来場者数:1,143人
シーズン通算成績:15勝14敗
THE MY WAY Man of the match:#10 竹内公輔
医療法人社団飛翔会 フェアプレー賞:#55 オマー・リード
【スターティングメンバー】
広島:#5 柳川龍之介、#10 竹内公輔、#25 平尾充庸、#27 ファイ・パプ・ムール、#55 オマー・リード
和歌山:#1 高島一貴、#6 堤啓士朗、#11 ポール・ビュートラック、#12 佐藤託矢、#15 寺下太基
広島ドラゴンフライズ STATS
【得点】
#10 竹内公輔 21点
#55 オマー・リード 20点
#13 平尾充庸 13点
#27 ファイ・パプ・ムール 13点
【リバウンド】
#27 ファイ・パプ・ムール 12リバウンド
#55 オマー・リード 7リバウンド
#13 クリント・チャップマン 7リバウンド
【アシスト】
#25 平尾充庸 7アシスト
#55 オマー・リード 7アシスト
広島 佐古賢一HCコメント
「今日は出だしからいい形で入れて、試合を通じてディフェンスを緩めずにいけたのがよかったですね。ここのと4連敗でかなり選手も危機感を持っていて、それが形になって出たと思います。忘れかけていた自分たちのバスケットボールというか、イメージと実際にコートで起こっていることのギャップを埋めきれないまま負けていました。ここからアウェイで強豪との対決を控えていますので、そこに向けてはいいイメージをもって臨めるかなと思います」
和歌山トライアンズ STATS
【得点】
#11 ポール・ビュートラック 28点
#1 高島一貴 4点
#7 橘佳宏 7点
#12 佐藤託矢 4点
【リバウンド】
#11 ポール・ビュートラック 10リバウンド
#6 堤啓士朗 6リバウンド
【アシスト】
#6 堤啓士朗 4アシスト
和歌山 石橋貴俊HCコメント
「簡単にシュートを打たれてしまったことと、ファストブレイクを決めきれないなど、ミスが多く出たことが敗因でした。下を向いている暇はないので、顔を上げて修正して臨んでいきたいと思います」