サンフレッチェ広島取締役会で社長退任が決まった小谷野薫氏
サンフレッチェ広島は2月11日、平成27年度第1回取締役会を開催し、代表取締役社長 小谷野薫(こやのかおる)氏の退任を決めた。
小谷野氏はすでに4月12日の広島市長選出馬を決めており、今後は選挙活動に専念する意向。サンフレッチェ広島の新社長は20日の取締役会で決まる予定。6日、地元の中国新聞が織田秀和強化部長の次期社長就任を紙面で紹介している。
なお、小谷野氏はサンフレッチェ広島HPで、サポーター、広島市民らに向け次のようなコメントを残した。
小谷野薫氏のコメント
本日の取締役会で、代表取締役社長を退任する承認をいただきました。
一身上の都合での急な退任でもあり、 株主、スポンサー、サポーターをはじめとする皆様にはご迷惑をおかけしました。
また、サンフレッチェの取締役になってから3年、社長になってから2年の間、 皆様には本当にお世話になりました。
この間、チームのリーグ戦2連覇やACLの2年連続出場、 天皇杯とJリーグヤマザキナビスコカップの準優勝と、 今となっては素晴らしい思い出ばかりです。
また、監督や選手をはじめとする現場やフロントスタッフが一丸となって、サンフレッチェは安定的な経営基盤を築くことができました。
新しい社長、新しい経営体制のもとで、サンフレッチェがさらなる発展を遂げることを祈って止みません。
最後にサポーターの皆様、至らぬことだらけの風変わりな社長に2年間お付き合い下さり、 本当にありがとうございました。
いろいろなアクシデントや失敗もありましたが、社長就任の時の挨拶の通り、 自分なりに「1日25時間」突っ走れたと思います。
この2年間は私の人生にとっての宝物のような時間でした。
これからも私は広島のために頑張ります。
今シーズンもまた激しい戦いが続くと思いますが、これまで以上に「輝く誇り」をもって、サンフレッチェへの熱い声援をよろしくお願いします!