黒田を迎えて「15」を掲げるマツダスタジアム、ライトパフォーマンス席
広島の黒田博樹が3月8日、マツダスタジアムで行われるヤクルトとのオープン戦でついに本拠地広島のマウンドに上がる。
スタンドを背に遠投する黒田
50球をメドにメジャー5季連続2桁勝利の剛腕がどんな投球を披露するか?
試合は2万人を軽く超える大観衆の中、プレーボール!
雨男、マエケンが先発し小雨と冷たい風の吹いた前日とは打って変わって好コンディションの正午プレ^ボール。
大歓声を背にマウンドに上がった黒田は足元を軽く均すと先頭のヤクルト藤井に140キロのツーシームを投げ込みこれが二ゴロで1球でワンアウト…
と同時にまたマツダスタジアムに大歓声。
川端には2球続けてストライクのあと3球目の128キロでタイミングを外し遊ゴロ、
三番ミレッジは初球143キロで三飛。
この間わずか2分。球数5球でパーフェクトショーの幕が上がる。
二回は四番畠山にこの試合、初めて初球ボール。カウント1-1から145キロが高目に入るが右飛。
田中浩は初球119キロカーブでまたストライク先行の三ゴロ。
飯原初球打ちピーゴロ。
三回は大引から。ボール、空振り、ストライクのあと中直。中村はストライク、ファウルの3球目詰まった右飛。荒木はストライク、ショートバウンド空振り、ショートバウンド、最後もスプリットで空振り三振.
二周り目の四回、藤井は3球目見逃し三振、川端初球打ち、一二塁間のゴロにファーストのグスマン飛びつきよくミットの中へ、起き上がる暇なく腕だけでワンバン送球、一塁ベースカバーの黒田、40歳離れ!?したカバーリングで送球をグラブに収め同時にベースを駆け抜ける。ミレッジは中直。
五回、先頭の畠山にこの日、最多の6球を要したが空振り三振でお役御免。
打者13人、39球、初球がボール球になったのは2回だけ、ツーボールも3回しかなかった。