打線の活発化に向け思案する新井打撃コーチ
4月広島は昨日のDeNA戦に0-1の完封負けを喫して借金が今季最多の7になった。
さらには昨季、一度も負け越しのなかったDeNA相手に開幕から4連敗。苦しい戦いが続いている。
苦しいのはエースの前田健太もいっしょ。4月15日のヤクルト戦(松山)と22日の巨人戦(栃木)でなんと2戦連続「スミ1」負けという何とも悔しい試合が続いている。(その間15イニングで2失点)
こうなると4月2日(横浜)以来、今季2度目のDeNA戦先発となる前田健太はハナから1点もやれない投球をする必要がある。前回、対戦では7回2失点で降板したが試合は延長12回、2-3サヨナラ負けだった。
広島は現在8勝15敗で最下位。その8勝の内訳は次のとおりとなっている。
3月28日ヤクルト戦(マツダ)1-0
29日同上 2-1
4月8日巨人戦(マツダ)3-2
9日同上 2-1
4月11日阪神戦(甲子園)7-2
4月17日中日戦(マツダ)1-0
19日同上 5-0
4月25日阪神戦(マツダ)11-3
勝った8試合のうち先制したのは7試合。先制されても反発して勝ちに持ち込んだのは1試合だけだ。
次に失点。完封勝ちが3度、1失点勝利が2度、2失点勝利が2度。こちらも荒っぽい言い方になるが3点以上取られて勝てるのは8度に1度しかないことになる。
また勝った8試合の中でブルペン陣が失点したのも1度だけ。チームが勝つためにはブルペン陣は必ず0点で抑える完璧な仕事が求められる。
もちろん、開幕から春眠…中の広島打線がコイの季節を前にお目覚め、となれば話はまったく変わってくるのだが…。