ビジターパフォーマンスの一角で声援を送るベイスターズファンと「乗車魂」企画で来場のカープファン
マツダスタジアムにベイスターズファンのチャンステーマと「広島倒せ!」の大合唱が響き、またしても広島は1点差負けを喫した。
広島はマツダスタジアムで無敗、無失点を誇るジョンソンを先発マウンドに送ったが四回、バルディリスに2日連続となるツーランをもっていかれ、その裏1点を返したがけっきょくコレが決勝点になった。
広島はこの日、キャッチフレーズの「常昇魂」にひっかけた「乗車魂」企画を実施。東京発の新幹線貸切便にカープファンが途中でも乗車し、ビジターパフォーマンスで試合観戦した。
このためベイスターズファンにはパフォーマンス一角が振り分けられる緊急措置が取られたがスタンドには「俺たちの席を返せ」のボードが掲げられ、カープファンの間からも「恥ずかしく、情けない気持ち」「そんな席には座れない」という声が…。
何度もチャンスを築きながら終わってみればDeNA先発の井納に1年ぶりの完投勝利を許し、さらにはこのカード負け越しでDeNAに51年ぶり7カード連続勝ち越しの”勢い”をプレゼント…。
スタンドのほとんどを赤く染めたカープファンの声援空しく、交流戦までに勝率5割ラインを目指していた広島ベンチにとってあまりにも痛い連敗劇となった。