広島ドラゴンフライズは12月22日、東京都大田区の片柳アリーナでアースフレンズ東京Zと対戦、全4クォーターで相手を上回る得点を入れ74-54で快勝した。
広島ドラゴンフライズの連敗は4でストップ。54失点は今季チーム最少。得点者もエリック・トンプソン18点、ジャマリ・トレイラー15点、朝山正悟15点とバランス良く、ディフェンスリバウンドを確実に掴んでの速い展開や、オフェンスリバウンドからのセカンドチャンス、インサイドの起点となるエリック・トンプソンの仕事ぶりなど充実した内容だった。
広島ドラゴンフライズと同じB2西地区で首位を行く熊本ヴォルターズはファイティングイーグルス名古屋に83-85で敗れて連勝が7でストップ。第4クォーターは22-22で、この熊本ヴォルターズの惜敗は広島ドラゴンフライズにとっては大きい。
西地区暫定2位の島根スサノオマジックは92-82で愛媛オレンジバイキングス に勝って4連勝で3位キープ。12月23日、広島ドラゴンフライズはアースフレンズ東京ZとGAME2を戦うが島根スサノオマジックは試合がないため、広島ドラゴンフライズが勝てば島根スサノオマジックを抜いて2位に再浮上する。
広島ドラゴンフライズは次節、12月30日と31日に広島サンプラザホールで青森ワッツと対戦。年内無敗を目指す。
B2第14節GAME1
広島ドラゴンフライズ74 -54 アースフレンズ東京Z
1Q:18-14
2Q:21-16
3Q:18-12
4Q:17-12)
入場者数:1,343人
対戦成績:17勝8敗
【スターター】
広島:#0ジャマリ・トレイラー、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#12エリック・トンプソン、#24田中成也
東京Z:#1増子匠、#5モガ・ラド、#14柏倉哲平、#35高山師門、#92村越圭祐
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#12エリック・トンプソン18点
#0ジャマリ・トレイラー15点
#2朝山正悟 15点
◆リバウンド
#12エリック・トンプソン12リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー12リバウンド
◆アシスト
#3岡本飛竜7アシスト
アースフレンズ東京Z
◆得点
#24ディアンジェロ・カークランド17点
#1増子匠10点
#5モガ・ラド10点
◆リバウンド
#5モガ・ラド10リバウンド
広島ドラゴンフライズ・尺野将太ヘッドコーチ
「ここ何試合かディフェンスが崩れ流れが悪いままオフェンスへと続いていたのでこの一週間、自分達にフォーカスし練習をした。もっと良いオフェンス、ディフェンスが出来るチームにならないとここから上位に進出する事は難しい。この勝利に気を抜かず明日も良いディフェンスからオフェンスに入れるようにしたい」
アースフレンズ東京Z・古田悟ヘッドコーチ
「前半部分では戦う気持ちを出し、相手のミスを誘うプレーも出来ていた。ただ、ファールが重なりディフェンスが下がり気味になった時に得点され差が広がってしまった。それでも74点で耐えれたのは収穫。逆にオフェンスの部分で54点は低い。自信を持ってシュートを打たせるように合わせながら、あす準備していきたい」
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