広島の堂林が9月11日、甲子園に移動し首位阪神との3連戦を迎えるチームに合流した。
「スタメン・サード」を目指しながら開幕一軍を外れた堂林は4月5日に一軍へ。5月30日に二軍に戻り、7月12日に再び一軍に引き上げられたが、肝心の出番がなく7月27日にまた二軍再調整となった。
二軍では素晴らしい長打力を発揮する日もあれば、内容の悪い凡打が続く日もあるなど不安定な打撃スタイルは相変わらず。
ウエスタン・リーグ9日のソフトバンク戦は、首位攻防の大事なゲームにもかかわらず三番を打って6の1だった。
一軍での今季の成績は21試合、31打数6安打の8三振。ひろスポ!では安打数より三振数の多いその打撃スタイルに昨季から疑問を投げかけている。
一軍でのスタメンラストは7月12日のナゴヤドーム、中日戦。結果は空振り三振、遊ゴロ、空振り三振、送りバント失敗フライアウト、空振り三振だった。
現在、チームは1965年以来という19試合連続ひと桁安打で打線のテコ入れが急務なのは確か。だが、サードのポジションは梵がガッチリと固めており、昨日、今日は代打の切り札・小窪もスタメンサードへ。堂林の出場機会は当面、代打で一振りに賭けることになりそうだ。
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