Vプレミアリーグ 男子大会 2015.2016、第2レグ第1戦(11月28日)
我がJTサンダーズはホームゲーム!広島県・東広島市、東広島運動公園体育館に豊田合成トレフェルサを迎え、第2レグ(総当たり戦・二巡目)の初戦を戦いました。
東広島運動公園は、アジア大会の時に作られたものらしく、懐かしいキャラ「ポッポ」と「クック」がお迎えしてくれました。
得点ボードはアナログ方式
体育館はこじんまりとしており、ほぼ満員入っており、観客数は2000人!四方ぐるりとJTファンで埋め尽くされ、合成応援団はほんの一角の50人程度。越川主将の呼び掛けもあり、『ホームゲームをファンでいっぱいに!』して、万全で迎えました。
始球式にはJTサンダーズのグリーンのユニフォーム「53」を付けた戸田隆矢投手が出てきて、ジャンプフローターを決めました。(ネットに掛からないように、JTの選手がネット引っ張ってさげてましたけど(笑)。
第1レグ(7試合)終わってJTサンダーズは4勝3敗 ポイント10。第4位。対する、豊田合成トレフェルサは7勝0敗 ポイント19 で、首位を独走中です。
今日の結果は
20-25
19-25
25-22
14-25
セットカウント1-3で敗戦です。ポイントも0。合成はポイントを22まで伸ばし、2位(暫定。今日試合がなかったチームなので)のパナソニックともポイント9差もあり、完全独走態勢に入りました。
今年の試合球は男子がモルテン、女子がミカサです。
バレーボール関係者の話では、2つのボールは“フィット感”が全く違うため、サーブをハードに打った場合のミスが少なくなる傾向にあり、サーブに苦労するだろう、と言われていました。
昨年度のミカサでは、JTは“とても上手い”レオ・越川のサーブで稼ぐことが出来たけど、今年は他のチームもサーブをガンガン打ってきて、しかもサーブミスが少ない、ということで、JTの十八番が、今年は全チームに当てはまり、苦戦中、ということになるでしょうか。
それに対して、元々守備力に定評があり、得点力不足が問題、と言われていた豊田合成が、一番負けない確率が高い(実際に無敗なわけですが)、ということですね。実際、昨年度も、豊田合成は、得点力不足を補うために元JTのイゴールを加入し、ファイナル3まで勝ち進んできて、そこで、サントリーに1-3(どのセットも接戦)で負けてますからね。
昨年度、優勝決定戦に上がってきたのが豊田合成だったら…果たしてJTは優勝出来ていたかどうか。今年の豊田合成のメンバーは、全く昨年度と同じ。連携も良く、モチベーションも高く、チームとして良い状態なのでしょう。
対するJTは、越川主将の対角のWSに、昨年度は7割くらい小澤で、残り3割くらいが八子だったわけですが、今年は八子で固定です。…っていうか、八子が出るしかありません。でも、小澤と比較すると守備力が落ちます。特にサーブレシーブの安定感。でも、八子以外に人が居ません。
今日も、第4セットに入り、八子くんの打点が下がってきて、ブロックにモロに捕まるようになって、昨年入った吉岡くんに交代しましたが、…八子とどっこいなくらいのサーブレシーブだし、サーブは入らんし。八子くんを替えた時点で「ジ・エンド」なのが今年のJT。
越川主将の精神的・肉体的な負担も大きいですから、越川さんがイライラしてきて集中力切らすと、バレーボールが成立しません。
第4セットみたいに、14-25の大差(ブレイクポイント(自分がサーブ権を持っている時に得点すること。要するに連続ポイント。))が全然なくて、相手のなすがまま~になってしまいます。
合成の選手は“打たれ強い”というか…、イライラし過ぎて自滅する試合は昨季もあったのですが、凹んで試合に集中できない、ということは無かったように思います。
対してJTは、凹みやすい選手が多い。ミスが続くと声を出さなくなり、ミスが連鎖して、相手に連続ポイントを許しやすい。昨季もそういう傾向はありましたが、今年は著明。返す返すも、小澤と酒井が抜けた穴が大きすぎる。…なのに、シーズンオフに補強をキチンと行わなかった。
まるで、優勝を一回やれば、もう満足。連覇?三冠?考えてもないよ、そんなこと。という会社の上層部の声が聞こえてきそうです。
でも、コートという現場で、選手と監督は、諦めずに、懸命に、一つ一つの試合を戦ってます。至近距離で観戦してますから、手を抜いてる、とかだったら丸わかりだし。ま、有り得ないし。
私たちに出来ることは、会場に行って声援を送ることだけ、ですが、精一杯、チームのみんなと、今シーズンを走りたい、と思います。
苦しい試合が続きます。
でも!レシーブの練習をしっかりやって、立て直すしかないし!
頑張れ!JT!
JTサンダーズ「ブログウォッチャー」ちゃこ