J1王者に「王手」をかけたサンフレッチェ広島は12月5日、エディオンスタジアム広島にガンバ大阪を迎え撃つ。
注目のチャンピオンシップ第2戦、チケットはキャンセルによる残券がわずかながら12月3日に追加発売されたが、関係者の話によれば3万6,000人前後のサポーターが集結する、歴史的な日になりそう。
カープの本拠地、マツダスタジアムの収容能力3万3,000人を大幅に上回る5万人収容のエディオンスタジアム広島。しかしベンチシートが多いなど、ハード面の理由からこれまでの最大入場者記録は1994年の第2ステージ第7節のヴェルディ川崎戦で4万2,505人。続いて1994年11月26日のヴェルディ川崎とのチャンピオンシップ第1戦の4万2,316人。第3位が1993年の第1ステージ第3節でこれもベルディ川崎戦の3万6,863人。
今季最終節の湘南ベルマーレ戦で記録した3万3,210人は歴代5位にランクインされる。 だが、5日はそれを上回り歴代3位に迫る3万6,000人規模となる可能性がある。キックオフは午後7時30分。
日曜日、午後1時30分キックオフの湘南ベルマーレ戦では明け方からエディオンスタジアム広島周辺道路が大混雑した。
平日夕方のラッシュ時にはエディオンスタジアム広島周辺道路はそれでなくても激しく渋滞する。サポーターは湘南ベルマーレ戦の日以上の心構えで「自己防衛」することを強いられる。
森保監督は湘南ベルマーレ戦のあと「キックオフに間に合わないことを覚悟で応援にきてくださったサポーターのみなさんに感謝します」とコメントし、試合後の会見にもかかわらず、市街地中心部への新サッカースタジアム建設の必要性を延々と説いている。