サッカー女子日本代表の澤穂希(37)=INAC神戸レオネッサ=が12月16日、今季限りで現役を引退すると発表した。
澤は15歳で日本代表に選ばれ20年以上、日本の女子サッカーを引っ張ってきた。女子ワールドカップに6度出場。2011年ドイツ大会では主将を務め、得点王と最優秀選手に輝いて日本の初優勝に貢献した。さらに12年ロンドン五輪では女子サッカーでは五輪初となる銀メダルを獲得。日本代表としては通算205試合に出場し、83得点を挙げた。
澤にとっては現在開催中の第37回皇后杯全日本サッカー選手権大会準々決勝からの戦いが最後の舞台になる。
同大会3回戦が11月21日、コカ・コーラウエス広島スタジアムで行われアンジュヴィオレ広島がINAC神戸レオネッサに挑んだが0-5の完敗を喫した。
この時の澤のプレーが広島で見る最後の雄姿となった。
セットプレーでゴール前を固める#8澤、アンジュヴィオレ広島の斎原みず稀とのグループショットもこの試合が最後…(皇后杯3回戦)
斎原と同じく、なでしこジャパン入りを目指す葛馬史奈と澤の2ショット