アジアを紫に染めろ-
昨年12月、クラブワールドカップで3位まで上りつめたサンフレッチェ広島がACLのFグループ初戦で山東魯能(中国)逆転負けを喫した。後半19分に清水の強烈な一撃で先制しながらその3分後にコーナーキックから同点にされ、さらに後半33分、ブラジル代表で550万ユーロ(約7億5千万円)で山東魯能に移籍してきて1カ月のジエゴ・ダルデッリに決勝点を許した。
グループリーグは全部で6試合。ホームの広島広域公園陸上競技場で、サポーターの声援を受けながらの勝ち点ゼロスタートは厳しい幕開けとなったが、森保監督は試合後「あと5試合ある。今日落として難しい戦いになるが、十分に(グループリーグ突破の)可能性はある」と前を向いた。
シュートの数はサンフレッチェ広島20本(前半11本)で相手が10本。決定機に決めきれず、中3日で迎える同じくホームでのJ1開幕戦(対川崎フロンターレ)に向け修正すべき課題も残した。