11対11の前に森保監督(背中)の指示を聞く左から佐々木、宮原、柴崎、ウタカら主力組
ACL山東魯能戦、J1開幕戦の川崎フロンターレ戦、ソウルワールドカップスタジアムでのACL、FCソウル戦に3連敗したサンフレッチェ広島は3月5日、広島市内で6日の名古屋グランパス戦に向け最終調整した。
司令塔森崎和を故障で欠くボランチには宮原が入り、トップ下には柴崎とピーター・ウタカが入った。
中央の青山の奥に宮原
ウタちゃんスマイル連発となるか…
”ゴン超え”ゴールで寿人が勝利を呼び込むか
今季の公式戦スタメン
2月20日(日産スタジアム)ゼッロクス杯、ガンバ大阪戦
3-1勝利
GK 林卓人
DF 塩谷司 、千葉和彦 、佐々木翔
MF ミキッチ、森崎和幸 、青山敏弘 、 柏好文 、 柴崎晃誠 、 茶島雄介
FW 佐藤寿人
2月23日(エディオンスタジアム広島)ACL、山東魯能戦
1-2逆転負け
GK 林卓人
DF 塩谷司 、千葉和彦 、水本裕貴
MF 柏好文、丸谷拓也、青山敏弘 、 清水航平、ピーター・ウタカ、 浅野拓磨、
FW 皆川佑介
2月27日(エディオンスタジアム広島)J1第1節、川崎フロンターレ戦
0-1無得点負け
GK 林卓人
DF 塩谷司 、千葉和彦 、佐々木翔
MF ミキッチ、森崎和幸 、青山敏弘 、 柏好文 、 柴崎晃誠 、 茶島雄介
FW 佐藤寿人
3月1日(ソウルワールドカップスタジアム)ACL第2戦、FCソウル戦
1-4逆転負け
GK 林卓人
DF 塩谷司 、千葉和彦 、水本裕貴
MF キム・ボムヨン、宮原和也、丸谷拓也、清水航平、野津田岳人
FW ピーター・ウタカ、浅野拓磨
そしてきょう5日の主力メンバーは…
GK 林卓人
DF 塩谷司 、千葉和彦 、佐々木翔
MF ミキッチ、宮原和也、青山敏弘 、 柏好文 、 柴崎晃誠 、 ピーター・ウタカ
FW 佐藤寿人
このスタメンの流れを見れば、今、森保監督がどんな選手起用法で1カ月で8試合の超ハード日程に立ち向かっているかが見えてくる。
千葉と塩谷は最終ラインの要として不動!佐々木と水本は競争が熾烈…。
左右サイドは柏とミキッチだが「今季は全試合出場を目指す」という柏は”連投”も効き、攻守に渡って大きな存在となっている。
前の3人はクラブワールドカップMVP級だった茶島のブレークを狙ったが、「シュートを打つ」、「決定的なパスを出す」ことが大事なチーム状況の中できょうもピーター・ウタカの”出番”となった。
本来ならピーター・ウタカと浅野拓磨の2枚を手元に置いておき、状況に応じて選手交替しながらウタカに慣れてもらい、昨季のドウグラスのようにうまく馴染んでいってもらうイメージだったのではないか?
しかし、ゼロックス杯を除けば3試合でわずかに2得点。「成長しながら戦う」森保流を貫徹しながら勝ちを確実に拾っていくために”お目覚めの爆勝”が必要な時期に来ている。
前節、川崎フロンターレ戦後の佐藤寿人の話
川崎とやるときはいつも攻撃を我慢強くしのいでいくしかない。今日も川崎の攻撃を我慢強く防いで、攻撃で何度かいいシーンを作れた。ちょっとギリギリのところで隙を突かれて点を与えた。非常に注目される一戦で負けたことは悔しい。 川崎は自分たちのサッカーをやっていた。自分たちは良さを出せなかった。
(自分のプレーについては)セットプレーや流れの中であと一歩というのがいくつかあった。(記録について)1点取って終わりじゃないし、とにかくチャンスを逃さず勝ちに繋がるゴールを決めたい。今日は自分のチャンスは多くなかったけど、勝てなかったことを反省して次に生かしたい。
守備から攻撃に移るところで全体的にちょっとミスが多かったかな。敗因は簡単!ミスが多かった。ミスの原因は修正できるので改善したい。
ACLとリーグ戦で連敗。ACLもきょうも十分に勝てる内容。(ゼロックス杯からの1カ月8戦の)連戦を、全員の力で結果を出しながら乗り切りたい。