休日の昼下がり、旧広島市民球場跡地前を通りがかった女子ハンドボール、広島メイプルレッズの左から山口綾、増田寛那、高橋祐奈の3選手。
川風の街、七色の光…
広島には夢があります。
明治から大正、昭和初期にかけて、
広島スポーツが最強だった時代があります。
広島人は次々に日本一を達成して、
そしてその先にある世界の舞台を目指しました。
一発の原子爆弾によって都市が壊滅したあとも、
広島はスポーツを復興のよりどころのひとつと考え、
そしてナイタ―照明に照らされた新球場に、明るい未来を重ねました。
スポーツでもっと幸せな広島へ。
世界を相手に互角に渡り合い、時にはその頂点に登り詰めた
先人たちの知恵と勇気と、愛と力を今に伝える七色の光と風の街…
今日もたくさんのアスリートたち、選手たちが七色のユニホームを身にまとい、
子どもたちの笑顔や沸き立つスタンドとともに、勝利に向けてその歩みを進めています。