バレーボール、プレミアリーグ男子のファイナルラウンドが福岡市民体育館で始まりました。我がJTサンダーズは、8年振りにファイナルラウンドにコマを進めました。
第1試合の東レ(レギュラーラウンド4位)とパナソニック(同1位)がフルセットまでもつれ込んで、フルセットの末、パナソニックが勝ちました。
それでなくても平日開催で15時開場、16時第1試合開始だったのになかなかJTが出て来ない…。レギュラーラウンド2位で、2連覇を狙う堺ブレイザーズと対戦するJTの第2試合は、18時40分から始まりました。
試合結果はJT の26-24、16-25、20-25、25-23、15-8
大事な大事な、初戦を勝ちました。
第1セットは、互いに試合の主導権を譲らないシーソーゲーム。2点差以上は点差が開かない、緊迫したゲームになりました。
このセットは、勝敗を分けたのは「セッターとアタッカーの相性」だったのかな、と、次のセットを見てから思いました。何が勝敗を分けたのかがわからないくらい、わずかのミスも命取りになる試合でした。
第2セットは、え!?え!?と言う間に「ダブルスコア」。よく見ると、このセットからセッターが今村に代わっていました。今村は全日本のセカンドセッターで疲労蓄積から調子を崩し、正セッターの座を譲っていました。
第3セットに入っても、相手の攻撃を読み切れず、ブロックが機能していませんでした。相手の助っ人さんのサーブは絶好調。ここでもダブルスコアになったところで、気持ちを切り替え、セッター交代、八子さん、イゴールさん、越川さんを下げて、次のセットに備えました。
主力温存の捨てセットでしたが、今村と交代したセッターの深津やオポジット(スーパーエース。JTはイゴール、堺はペピチ)の交代要員で出た安井が「一丁やりましょう!」と声をしっかり出していたのが、好印象でした。
第4セット、このセット落としたらお仕舞い、という崖っぷち。よくぞ、持ちこたえてくれました。このセットまでは、越川さん、やはりサーブの失敗が気になっていたのですが、ここぞ!という時の「決めてやる!」オーラはやはり本物でした。
最終セットは、勢いのついたJTがシーソーゲームから抜け出すと、そのまま逃げ切りました。
3試合、総当たり1セットマッチです。今日勝てていなかったら、相当ヤバかったです。明日は、きょうの第1試合パナソニックに激闘した東レ。気が抜けない試合が続きます。(文責・ちゃこ)