広島は4月5日から本拠地マツダスタジアムにヤクルトを迎え2連戦を行う。
今夜の予告先発は野村祐輔、あすはジョンソンが中5日で先発予定。
野村は3月29日の開幕第4戦、中日戦(ナゴヤドーム)に先発して6回4安打3失点で負け投手になった。五回までは2安打ピッチング。しかし六回、一死から遠藤に与えた死球をきっかけにビシエド、ナニータに連打されて2対2同点に追いつかれ降板。救援した仲尾次オスカルが打たれて、悔やみきれない六回となった。
前田健太が抜けた穴を埋める候補のひとりでもある野村は「長いイニングを投げる」ことを目指している。しかし今季、初マウンドは80球で幕引きとなった。
今夜はどうか?
広島は中継ぎ陣に不安を抱えており、できれば完投してくれるぐらいの方がファンも、一塁側ベンチも安心して見ていられる。実際、黒田は3日前、同じマツダスタジアムで巨人相手にひとりで投げ切った。しかも完封勝ちだった。
広島は、きょうの試合が非常に重要になってくる。
昨季は開幕からの12戦を、7連敗したこともあって4勝8敗と大きく負け越した。その後、9月13日に一度だけ勝率5割に達したがそれ以外はずっと借金を抱えたままシーズンを終えた。
今季は開幕から4勝5敗。何としてもヤクルト戦に連勝して貯金1にしておきたいところ。今夜の試合を落とせばそれも叶わぬ夢に終わる。