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2016年10月08日
編集部

クライマックスシリーズ、広島の相手は巨人か、DeNAか?筒香台風?がマツダスタジアムに上陸したらやばい、かも?一方紅白戦登板の黒田は…

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おそらく大方の予想どおりだろう。10月8日、クライマックスシリーズ、ファーストステージ初戦。パ・リーグはソフトバンクが4-3でロッテを下した。そしてセ・リーグは5-3でDeNAが巨人を押し切った。

注目すべきはセ・リーグだ。

Jリーグならリーグ戦出場停止でもおかしくない。「NPBとの慣れ合い」との批判にさらされる巨人の野球賭博問題はシーズン最中にも再燃しかけた。その巨人がリーグ戦2位、そして勝率5割を切っているDeNAが3位。

この2位、3位対決、第1ラウンドは巨人・マイコラス、DeNA・井納の投げ合いで始まり、1点ビハインドの六回、筒香がマイコラスに逆転2ランを浴びせて試合の流れを引き寄せた。

さらに九回、沢村からロペスが2ランを放ち巨人ベンチに冷や水も浴びせた。
そして10月9日の第2戦。

巨人は田口、DeNAは今永の先発が予想されている。

この状況を、セ・リーグ優勝の広島の立場から見るとどうか?

はっきり言って広島は巨人よりDeNAの方がやりづらいだろう。

巨人は9月10日の東京ドームで25年ぶりのリーグ優勝を決めたの始め、今季は様々な場面で、広島強しの場面を相手に印象づけてきた。

だが、DeNAは違う。

広島は今季、その圧倒的な攻撃力で投手陣をアシストし、686得点、497失点の得失点差プラス187という結果を叩き出した。

巨人は得失点差マイナス24、DeNAはマイナス16、残る3球団もマイナスで広島のひとり勝ちだった。

しかし広島はDeNA戦だけは97得点、110失点。マイナス計上となっている。ちなみに対戦成績は巨人もDeNAも広島の13勝12敗でこのあたりの数字には「圧倒」という言葉はあてはまらない。

しかも…

すでに優勝が決まったあととはいえ、広島は9月18日、19日の横浜スタジアムで三嶋、今永を先発に立ててきたDeNAに3-6、1-3のスコアで連敗している。相手はこの2連勝で初のCS切符を手に入れた。そういう状況だったとはいえ、不安の残る試合内容になった。

特に今永には6回3分の2で3安打、ルナのソロによる1点に抑えられた。どうもこのルーキー左腕と広島打線の相性は良くないようで、今季5度対戦して今永の3勝1敗、対戦防御率も1・65…。

もし2試合でクライマックスシリーズ.ファーストステージのケリがつくようだと、DeNA・ラミレス監督、「想定どおり」とほくそ笑むのではないか。

巨人との初戦で108球を投じた井納の今季の広島戦の成績も7戦3勝3敗、対戦防御率は2・45でセ5球団の中では一番いい。そして地元凱旋となる新井貴浩の高校時代の後輩、石田も今季の広島戦は5戦2勝負けなし、対戦防御率2・61。

今のDeNA打線は筒香しだいだが、その筒香は今季、広島戦で打率3割5分9厘、11本塁打、25打点と打ちまくり、いずれの数字もセ5球団では一番いい。

さらに言えば、マツダスタジアムでの打率は4割1分4厘で6ホーマー…、できれば筒香台風には早く温帯低気圧になってもらいたいところ。

 

その広島は10月8日、マツダスタジアムで紅白戦を行い、ジョンソンに続く先発2番手、黒田のチェックを行った。

結果は3回3安打2失点。実戦から遠ざかっていることを考えればまずは合格点だったが、その他、先発候補のヘーゲンズはボール球先行で4回6安打3失点とややメロメロ。七回を任されるはずの大瀬良も最初の打者、松山に完璧にライトスタンドに運ばれて球威不足を露呈した。

10月1日にレギュラーシーズンを終え、待つ身の広島と、もしも巨人を倒したなら「広島倒せ!」のチャンステーマとともにマツダスタジアムに乗り込んでくるDeNA…。

10月2日にも紅白戦が予定されている広島だが、午後2時から始まる東京ドーム第2戦も”見学”しておいた方がいいかもしれない???

紅白戦、黒田詳細(10月8日、マツダスタジアム)

主力組の先発は黒田、キャッチャーは石原

初回

一番野間、初球ファウル、2球目中飛

二番安部、初球中飛

三番下水流、フルカウントまで見て、127キロ空振り三振
二回

四番松山、カウント1-2、138キロ空振り三振

五番小窪、カウント2-2、5球目左邪飛

六番赤松、3球目128キロ遊ゴロ

球数初回9球、二回13球ここまで完璧
三回

七番西川、カウント1-1から一振りで仕留めたゴロ中前打、西川龍馬は先の屋内シートからずっといい

八番會澤、初球バントファウル、2球目もバントで一死二塁

野間、カウント1-1からゴロ右前打で一死一、三塁、誠也バックホームは不正確だが西川三塁ストップ、まあ走っていればアウト…

安部、初球ボールのあとレフトにいい犠飛、安部は飛距離が今季伸びて浅い外飛で本塁還れず、というケースが激減、黒田失点

下水流、カーブストライク、ファウル、141キロボール、4球目速い球足センター左抜けて適時二塁打

・松山、2ストライクからの真っ直ぐこの時、腕いっぱいにを振って141キロ、133キロ空振り三振

黒田3回40球、MAX141キロ、二回まではストライク先行、セットになって苦戦

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