広島ドラゴンフライズは2月5日、長野県長野市のホワイトリングで信州ブレイブウォリアーズと対戦、延長戦を制して厳しい遠征環境の中で土日連勝に成功し、通算での連勝を9に伸ばした。
B.LEAGUE B2西地区では首位をキープしていた熊本ヴォルターズが今節、山形ワイヴァンズとの対戦で1勝1敗となり通算27勝7敗、勝率7割9分4厘で3位に後退。群馬クレインサンダーズに連勝した島根スサノオマジックが首位、広島ドラゴンフライズが2位につけた。
10点のビハインドで後半を迎えた広島ドラゴンフライズは、4000人近いブースターで埋まるスタンドの大歓声に後押しされ、勢いづく信州ブレイブウォリアーズに対して山田大治のスティールからのファストブレイク。しかし相手も3Pで返してくる。何とか48-53と5点差に詰め寄り最終クォーターへ。
残り4分48秒で2点差まで迫る。が、ここからも簡単には逆転とはいかず。逆に残り2分31秒で9点ビハインド。後が無くなりここで今季、修羅場を潜りながら成長を続ける北川弘がコートへ。
そこから朝山正悟の3Pで6点差。続いてオフェンスリバウンドで粘りマイボールにすると相手のテクニカルファウルを誘い、このフリースローも朝山正悟がきっちり沈め、5点差。
マイボールで始まった攻撃を北川弘が会心のレイアップでバスケットカウントを得て3点プレイで2点差。続く相手の攻撃を3秒バイオレーションに追い込み、このチャンスをまたもや北川弘が自ら持ち込み、技ありのフローターでついに同点。残り22.2秒でゲームを振り出しに戻した。
コナー・ラマート、アジーズ・エンダイで勝負を賭けた今季初のオーバータイム、延長戦でも残り51秒1点リードの際どい時間を粘り切り、緊迫した最後の場面でアジーズ・エンダイがフリースローを沈め、81-79で逃げ切った。
B.LEAGUE B2 第17節
広島ドラゴンフライズ81-79信州ブレイブウォリアーズ
1Q:22-18
2Q:7-21
3Q:19-14
4Q:21-16
EX1:12-10
今シーズン成績:28勝6敗
会場:ホワイトリング
入場者数:3934人
【スターター】
広島:#2朝山正悟、#5山田大治、#18鵤誠司、#21コナー・ラマート、#24田中成也
信州:#1和田保彦、#9ジェロエン・バンダーリスト、#11齊藤洋介、#24鈴木 大、#26上杉 翔
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#2朝山正悟23点
#0アジーズ・エンダイ18点
#21コナー・ラマート16点
◆リバウンド
#0アジーズ・エンダイ15リバウンド
#21コナー・ラマート12リバウンド
◆アシスト
#18鵤誠司5アシスト
信州ブレイブウォリアーズ
◆得点
#9ジェロエン・バンダーリスト27点
#22チャド・ポスチュマス18点
◆リバウンド
#9ジェロエン・バンダーリスト16リバウンド
#22チャド・ポスチュマス8リバウンド