全日本空輸株式会社(ANA)では2月21日より、侍ジャパンユニホームを着用して空港業務を始めた。トップ画像は福岡国際空港受付カウンターの模様。ANAは侍ジャパンオフィシャルパートナー。
侍ジャパンは、3月7日のWBC1次リーグ初戦(キューバ戦)に備えて2月23日から宮崎市のKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎などで強化合宿を行う。25日にはソフトバンクとのオープニングマッチもある。
2月1日から宮崎県日南市でキャンプを行っていた広島は21日、主力組が2次キャンプ地の沖縄に移動した。
日南キャンプでの菊池、田中、鈴木誠也のWBC組は、積極的に実戦に参加してハイペースで調整してきた。3人の中では一番、WBCスタメンに近い立ち位置の菊池は「体がヤラナキャイケナイと言っている」と気合い充実の3週間を過ごしてきた。
昨季、リーグ最多の181安打、そして日本を代表するセカンド。菊池は当然、侍ジャパンのキーマンだ。
日南キャンプでWBC用パフォーマンスの練習をする?菊池
今回の侍ジャパンメンバーで、内野手は次のとおり。※番号は背番号
2田中広輔(広島)
3松田宣浩(ソフトバンク)
4菊池涼介(広島)
6坂本勇人(巨人)
13中田翔(日本ハム)
23山田哲人(ヤクルト)
内野手は人。ショートは坂本、田中がバックアップ要員。ファーストに中田、サードには松田。菊池は日本球界を代表するセカンドだが、「スローイングのこともあり、山田のセカンドは動かせない」の声が大勢を占めるため、「菊池、山田の併用」なら菊池はサードに回る。菊池は日南キャンプ中、サードでノックを受けたり、日南・天福球場で行われた19日の紅白戦でサードに入ったりと準備は重ねてきた。
日南キャンプ打ち上げに際し、菊池は「どんな形でも世界一を取って“いい気”をカープに持ってこられるよう頑張りたい」とコメントして日本のため、そして全国に散らばるカープファンのために世界に挑むことを誓っていた。