短期間で新たな挑戦に取り組むトムソン監督だが、求められるのは結果のみ(トップ画像説明)
YBCルヴァン・カップのプレーオフ第2戦(7月26日、味の素スタジアム)
サンフレッチェ広島はYBCルヴァン・カップのプレーオフ第2戦に臨み、FC東京に1-0のスコアで敗れた。前半は0-0で折り返し、後半19分にMF室屋に中央から決められた。
ホームでの第1戦を0-1のスコアで落としていたため、90分間でプレーオフを勝ち上がり決勝トーナメント(ACL組も参戦して計8クラブで争う)へ進出するには2点以上を奪っての勝利が条件だったが結果は真逆になった。
ヨンソン監督になっての初練習は7月18日。そこから一週間での実戦では、相手のシュート数15本に対して9本…。4バックに丹羽、野上、水本、高橋を配する森保監督時代とは違ったシステムで「より高い位置でプレーする」イコールシュートチャンスを増やす、イコール「攻撃は最大の防御」という発想のもと、果敢にチャレンジした記念すべき初戦は結果的には不発に終わった。
ワントップの皆川は前半16分にラフプレーでイエローカード。後半20分には工藤が皆川に代わってピッチに立った。
30日にはいよいよJ1リーグ戦が再開する。初戦の相手はサガン鳥栖(エディオンスタジアム広島)。本当に負けられない戦が始まるが、準備に残された時間はわずかしかない。