相手CKから自陣ゴール前での混戦に、このあとアンジュヴィオレ広島は2点目を奪われる(トップ画像)
なでしこリーグ3部に当たるプレナスチャレンジリーグのプレーオフ、1位から4位までの順位決定戦が9月2日に始まった。
リーグ戦西地区の1位でプレーオフに進んだアンジュヴィオレ広島はエディオンスタジアム広島で東地区2位のFC十文字VENTUSと対戦、1-2のスコアで逆転負けした。
神奈川県の大和なでしこスタジアムでは東地区1位の大和シルフィードが西地区2位のJFAアカデミー福島に1-0で勝利。
この結果、1位・FC十文字VENTUS、2位・大和シルフィードでともに勝ち点3、アンジュヴィオレ広島は勝ち点0で3位。
プレーオフは総当たりの3試合で順位を競い、優勝すれば2部へ自動昇格する。2位は1部の9位チームのバニーズ京都SCとの入れ替え戦に回る。
アンジュヴィオレ広島は次節、9月9日(日)、JFAアカデミー福島とエディオンスタジアム広島で対戦する。
チケット情報など詳細
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スタンドには738人のサポーター
広島市の松井市長(後列右から3人目)も応援に駆け付けた
前半2分、MF友近真那が左サイドから放った豪快なミドルが決まって先制点。アンジュヴィオレ広島は最高の形でプレーオフ初戦の”入り”に成功した。
その後も中盤での細かいパス回しなどで相手を揺さぶり試合の主導権を握りかけていたが、前半20分の給水タイムのあと、流れは一変。前半34分、CKから同点に追いつかれると、後半14分に勝ち越された。
FC十文字VENTUSはリーグ戦で全12チーム中最多の33得点。一方のアンジュヴィオレ広島は全チーム中最少の12失点。守りを固めて勝機をうかがうはずのアンジュヴィオレ広島にとって2失点は痛手、となった。
先制ゴールを決めた友近真那
相手CKからの攻撃を懸命に防ぐGK清水亜紀、しかしこのあと同点に…
戦況を見守る貞清健一監督