決勝に届かず、無念の崇徳イレブン
第95回全国高等学校サッカー選手権広島県大会準決勝(11月13日、広島市安佐南区の広島広域公園第一球技場)
第1試合、広島皆実と崇徳の準決勝は崇徳のシュートを3本に封じた広島皆実が3-0で快勝、4年連続13回目の優勝まであと1勝とした。
広島皆実は前半29分、MF藤井敦仁のゴールほぼ正面やや左からの17メートルシュートで先制。後半15分にはこぼれ球から2点目をあげ、その4分後にはFW大橋力也が確実に決めてダメを押した。
先制点を挙げた藤井敦仁
藤井敦仁の話「僕は中盤なので守りもしっかりやりたい。(決勝に向けての課題は)球際だったりゴール前で決めるべきところを僕もチームとしてもきっちりきめること。(決勝は)応援してくれるみなさんのために、どんな相手でも100パーセント力を出したい」
崇徳・重里求昭監督の話「あっという間に終わった感じ。たぶん子どもたちもそう。力を出し切らすことができず、私の反省点です。もうちょっとできたというのがあった。皆実の選手たちは先週あまりよくなかったけどきょうは球際や局面局面で良かった。この一週間の仕上げ方の差…。もう少し明確にできたらな、と。僕の責任が大きいなと思いました。取られ方も悪かった。こっちが交代出そうかなと思ったところで取られたり…。皆実さんは”こうしよう”というのが明確だったように思います。」