五輪代表監督を兼ねる日本代表、森保一監督が9月12日、セレッソ大阪、松本山雅FCの2クラブの元を訪ねたことを13日付のスポーツ各紙やネット配信記事が伝えた。
U―21日本代表で戦った先のジャカルタ・アジア大会でFW前田大然(松本山雅FC)が故障、アジア大会のあとすぐにあったA代表合宿中にはFW杉本健勇(セレッソ大阪)が負傷した。
森保一監督はその責任を感じ、初陣勝利したキリン・チャレンジカップのコスタリカ戦明けの一日を使って大阪市内でセレッソ大阪の関係者に謝罪したあと、新幹線と特急を乗り継ぎ長野県松本市も訪れた。
スポニチ配信の記事が9月13日朝、ヤフーニューストップ項目で紹介されると、その行動を肯定的に受け止めるコメントが相次いだ。
森保一監督のA代表監督就任が取り沙汰された頃には「なぜ森保監督なのか?」その流れに懐疑的な記事が散見された。協会のお家事情でそうなった、という見方もあった。
日本サッカー協会の中で「様々な意見や考え方があった」(協会関係者)のは確かである。
それは当然のことであり、あとは実績がモノを言う世界。もちろん、その重圧たるや想像を絶するもので、それは経験した人にしか分からないはず、だ。
ただ、森保一監督のサンフレッチェ広島監督就任に際して、そのあとの4年間で3度のJ1制覇を予想した者はいない…
誠実に、そして「自分らしく」がモットー。
その人となりは、この先「ポイチファン」の数を着実に増加させ、やがてナショナルスポンサーのCMでも「ポイチスマイル」が見られるようになる。
日本全体で世界と渡り合うためには、それも必然、なのである。
ひろスポ!森保ジャパン取材班
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