マツダスタジアム、三塁側パフォーマンスで応援を続けるベイスターズファン(2018年9月24日撮影)
2017年秋のクライマックスシリーズ・ファーストステージで広島は日本シリーズ切符をDeNAにさらわれた。
ひろスポ!ではそれを「ビジパフォの呪い」と報じた。
ただし、ビジパフォの呪い…はオカルトに非ず。2017年10月の横浜スタジアム、対広島戦3戦連続サヨナラ勝ちなどに代表されるDeNAのにわかに信じがたいパフォーマンスは、マツダスタジアムでの応援スタイルを巡りより結束力を深めたベイスターズファンとDeNAナインによるもので、広島にとっての最大の脅威になっている、との考え方を指す。
詳細は以下の記事を参照のこと。
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そして今回。9月23日からのマツダスタジアムDeNA3連戦。初戦で松山のサヨナラ打が飛び出した広島は優勝マジックを1としながら第2戦、第3戦に敗れて”今度は”マツダスタジアムになって初の胴上げを2日続きで阻止された。
広島は本拠地9連戦の真っ只中。23日、24日は連休で地元優勝には一番ふさわしいタイミングだったのだが…
そんな中、24日の第2戦ではまたしても不思議なことがあった。
広島は2回に先制したが三回、4点を奪われてあっさり試合をひっくり返された。マウンド上のジョンソンは中3日。雨で1時間6分遅れのプレーボールがかかった前回登板時には二回終了後に1時間2分もの中断があり、けっきょく続投は取りやめになった。
さらにつけ加えるなら昨年の開幕戦…
冷え込む雨の中で投げたジョンソンは扁桃炎を患い全身の体力を消耗。復帰までに長い時間を要した。
要するにジョンソンは雨には弱い。ファンもベンチも周知の事実、だ。
そのジョンソンがこの試合、三回のマウンドに上がった時、まだ雨は落ちていなかった。その後、宮崎に適時打され1点差に詰め寄られなおも無死一、二塁となったところで内野陣がマウンドに集合、その輪が解けるタイミングで三塁側パフォーマンス(ビジパフォ)のベイスターズファンが「カープを倒せ!」のチャンテを奏でると、ちょうどそのタイミングで雨粒が大きくなった。
滑りを気にするジョンソンは左手に目をやりながら投球を続けたが、ソトに手痛い3ランを運ばれるという落ちになった。この試合、六回まで投げたジョンソンがヒットを許したのは雨が強まった三回だけだった。
三塁側パフォーマンスの応援スペースが今季から「分割」されたのはDeNAのほか、ヤクルトと中日。
9月24日の第3戦では今度はこの2チームが束になってマジック1の広島に襲い掛かってきた。
この項続く。