トップ画像はSバーンの車内でビールを飲みながらホームゲーム前に盛り上がるヘルタ・ベルリンサポーター、ひろスポ!ベルリン取材班撮影、次の画像はヘルタ・ベルリンのホームゲーム時に配置につく警察官
J1参入プレーオフ決定戦が12月8日午後2時、静岡県磐田市のヤマハスタジアムで開催される。
J1で16位に終わったジュビロ磐田が、J1参入プレーオフを勝ち上がってきた東京ヴェルディをホームで迎え撃つ。
残留か、昇格か…
この一戦は「世紀の対決」と称されるほどの盛り上がりを見せており、”ピッチ外”ではすでに大変な事態となっている。
ジュビロ磐田では、その加熱するサポーターの行く末を案じで12月7日、ヤマハスタジアムに来場する両クラブのサポーターに対してバス待ちの禁止を呼びかけた。
「J1参入プレーオフ決定戦にご来場されるサポーターの皆様へ」と題した声明を発表。「両クラブサポーターの皆様の安全、地域住民へのご迷惑、両チーム選手の安全、両チーム選手の試合への集中を妨げない等を鑑み、当該試合につきましては、選手入場時のバス待ちを禁止させていただきますことをお知らせさせていただきます」と事前の通達を行い、不測の事態を回避する措置を講じた。
また、インターネット上でチケットが高額転売されていることについても問題視、営利目的での転売を控えるよう呼びかけた。
さらに「スタジアム外(ジュビロ広場含む)での応援につきましても、禁止させていただいておりますことも併せてお知らせいたします」とした。
ジュビロ磐田オフィシャルサイト
www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=6415
要するにやるか、やられるか、生きるか死ぬか…の大一番では、Jリーグの場合、スタジアムとその周辺が”殺気立つ”状況になり得る、ということだ。
スタジアムの中に入り切れなかった、あるいはどうしても欲しいチケットが手に入らなかったサポーターはスタジアム周辺のスペースで声の限り応援する。アルコールも入って尋常ではないというケース…欧州では普通に見られる。
広島の新サッカースタジアム建設場所について、広島市と松井市長は基町地区住民が反対する中央公園広場を最終的なゴール地点と想定しているらしいが、果たして今のままで「サッカースタジアム早期実現」の市民・県民・サポーター・サンフレッチェ広島の希望はしっかりと担保されるのか?
スタジアム問題について地元・中国新聞の報道姿勢より遥かにニュートラルな日本経済新聞・広島支局発の、2018年10月16日ネットニュース掲載記事を今回の記事に絡めて添付する。
広島市のサッカー場新設 予定地住民との協議続く
市営基町住宅、市長「懸念、出尽くした」
www.nikkei.com/article/DGXMZO36382720R11C18A0LC0000/
ひろスタ!特命取材班