ベスト4入りを果たした瀬戸内の安藤正晴監督
第97回全国高校サッカー選手権大会準々決勝(1月5日)
千葉県千葉市中央区のフクダ電子アリーナでの第2試合は勢いのある者同士が激突…瀬戸内(広島)と日本航空(山梨)の対戦は、前半37分に左からのクロスに高い打点で合わせたMF吉田寛太(3年)のヘッドが決まりこれが決勝点。瀬戸内が初出場で4強進出を果たした。
吉田寛太は小・中学時代ともにサンフレッチェ広島の下部組織に所属。しかしサンフレッチェ広島F.Cユースには進むことができなかった。その悔しさを胸に秘め、昨年11月18日の広島皆実との全国切符を懸けた決勝では前半44分、先制ゴールを決めている。
全国の初舞台では1、2戦で2年生FW中川歩夢が得点を重ね、3年生たちをベスト8まで引き上げてくれた。今度は3年生が試合を決めた。ここまで3試合で失点1のディフェンスが光る。
広島勢の準決勝進出は2009年に優勝した広島皆実以来10年ぶり。広島では幾度となく広島皆実の壁に跳ね返されてきた瀬戸内は安藤正晴監督やコーチたちの指導の下で、そのスローガン「全心一丸」通りの戦いを続ける。
準決勝は1月12日の埼玉スタジアム2002での第2試合で流経大柏(千葉)と対戦する。
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