村上駿斗、ターレル・ミラーのスターターで連敗ストップの広島ドラゴンフライズ、島根スサノオマジック、熊本ヴォルターズとまさに三つ巴、25勝10敗で横一線

2019年01月27日: 編集部

画像は尺野将太ヘッドコーチ、土日連敗を回避して西地区首位争い真っ只中、その采配が光る

広島ドラゴンフライズは1月27日、宮城県仙台市のゼビオアリーナ仙台で仙台89ERSとの第18節GAME2に臨み84－78で勝って前日の借りを返した。広島ドラゴンフライズの連敗は２でストップ。

B2西地区で首位だった熊本ヴォルターズがホームゲームで信州ブレイブウォリアーズに68－93のスコアで完敗を喫したため、73－70のスコアでFイーグルス名古屋を振り切った島根スサノオマジックととともに”三つ巴の戦い”は３チームとも25勝10敗、勝率・７１４になった。

対戦成績により1位が熊本ヴォルターズで広島ドラゴンフライズ、島根スサノオマジックと続く。得失点差は熊本ヴォルターズが＋１４９、島根スサノオマジックが＋３００。対する広島ドラゴンフライズは＋82で試合巧者ぶりが光る。

プレーオフ出場枠のワイルドカードは1位が広島ドラゴンフライズ、2位が島根スサノオマジック。さらに4位に仙台89ERS、5位にFイーグルス名古屋。

信州ブレイブウォリアーズは中地区首位を独走、28勝7敗で勝率・８００は18チーム最高。

第19節GAME2
広島ドラゴンフライズ 84-78 仙台89ERS
1Q:16-17
2Q:21-20
3Q:29-16
4Q18-25
入場者数:2,470人
対戦成績:25勝10敗

【スターター】
広島：#0ジャマリ・トレイラー、#1村上駿斗、#2朝山正悟、#3岡本飛竜、#4ターレル・ミラー

仙台:#5ダニエル・ミラー、#7澤邉圭太、#8月野雅人、#32安部潤、#33ジェロウム・ティルマン

広島ドラゴンフライズはスターターに村上駿斗、ターレル・ミラー。ジャマリ・トレイラーの得点でスタートして、ターレル・ミラーも持ち味の3Pを成功させる。村上駿斗も積極的にリングへアタックしてレイアップや3Pで追加点。クロスゲームの様相で第１クォーターは16-17。14－28だったGAME1から修正した。

第２クォーター。朝山正悟の3P、ジャマリ・トレイラーのセカンドチャンスで得点。さらにターレル・ミラーが連続で得点…。37-37。同点で後半へ。

勝負どころとなったのは第３クォーター。立ち上がりの広島ドラゴンフライズは村上駿斗が3Pを決めて良い形で後半に入れた。さらに村上駿斗のアシストからジャマリ・トレイラーがAND1、岡本飛龍のスティールからも朝山正悟がレイアップで得点。

ディフェンス面でも、ハードにプレッシャーをかけオフェンスへと繋げる残り5:48、52-41。このあと、朝山正悟、岡本飛龍がジャンパー、さらにジャマリ・トレイラーがダンクを決めて流れを完全に引き寄せ66-53で最終クォーターへ。

リードを広げていきたい広島ドラゴンフライズだったが、残り3:23、73-74とついに逆転を許す厳しい展開に。それでも岡本飛龍、ターレル・ミラーが3Pを決め再びリード。残り21秒82-76。最後はファウルゲームに持ち込んだ仙台89ERSを振り切った。

【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#4ターレル・ミラー26点
#2朝山正悟19点
#0ジャマリ・トレイラー15点
#1村上駿斗13点
◆リバウド
#0ジャマリ・トレイラー13リバウンド
#4ターレル・ミラー10リバウンド
◆アシスト
#3岡本飛竜6アシスト
◆ブロック
#0ジャマリ・トレイラー4ブロックショット

仙台89ERS
◆得点
#33ジェロウム・ティルマン27点
#5ダニエル・ミラー26点
#7澤邉圭太11点
◆リバウンド
#5ダニエル・ミラー11リバウンド
#32ジェロウム・ティルマン10リバウンド
◆アシスト
#5ダニエル・ミラー6アシスト
#32安部潤6アシスト

広島ドラゴンフライズ・尺野将太ヘッドコーチ
「きのう点差を離されやられたところをしっかりとカムバック出来た。きのうの修正をしながらチームで共通理解を持ちさらに高いエナジーでディフェンスが出来た。第4Qはティルマン選手を中心に点差を詰められたが、慌てることなく最後まで自分たちのやるべきことを遂行できた」

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