10節の長野遠征を前に話し合う朝山兼任ヘッド(左)と田中成也
B2第10節GAME2 信州ブレイブウォリアーズ 戦(12月3日)
広島ドラゴンフライズ80-73信州ブレイブウォリアーズ
1Q:16-18
2Q:23-9
3Q:14-30
4Q:27-16
会場:千曲市戸倉体育館
入場者数:1013人
シーズン成績:10勝9敗(B2西地区4位)
【スターター】
広島:#7坂田央、#11北川弘、#24田中成也、#36仲摩匠平、#42ケビン・コッツァー
信州:#5武井弘明、#9高松勇介、#10三ツ井利也、#11齊藤洋介、#55アンソニー・マクヘンリー
2節以来の「土日連勝」を狙う広島ドラゴンフライズは前日と同じスターター。16-18とわずかにリードを許して第2クォーターへ。
前日、負傷退場したテレンス・ドリスドムがしっかりと動き、リバウンドと持ち味のドライブでリングへアタック。北川弘、田中成也が3Pを決めリードを広げ39-27。前日に続き簡単に相手をペイントエリアへ入らせない。
後半は、立ち上がりから相手のショットが次々に決まる。ディフェンスの隙をつかれ失点…。さらにタフショットでAND1を決められ信州ブレイブウォリアーズ#11齊藤洋介の3Pで逆転を許す。
リズムを掴んだ信州ブレイブウォリアーズ、我慢の時間が続く広島ドラゴンフライズ。ついにスコア53-57で最終クォーターへ。
ここでテレンス・ドリスドムが嫌な流れを断ち切る。ドライブからのAND1、さらにファストブレイクでダンクを決め早々と逆転に成功!相手のタイムアウト後には田中成也の3Pで流れを引き寄せる。さらに北川弘も3Pで続く。
守っても集中を切らさず、最後まで身体を張ってディフェンス。相手の追撃を抑え込み、連勝で勝率を5割に戻した。22得点などテレンス・ドリスドムの活躍が光る。
今回の遠征を前に”新体制”について副キャプテンとなった田中成也は次のように話していた。その思いはチーム全体の思いでもあり、それが今回の遠征では”吉”と出た。
「副キャプテン…というより、ひとりひとりが自覚を持ってやることが大切。そのことは言っていきたいですね。開幕からおよそ1カ月半、(アンドリセビッチHCのもとで)戦ってみて、悪かったところはどこなのか?期待されていたので焦っている部分も確かにありました。チームの方向性、みんなの気持ちがひとつになっていない…悪い部分が全部出たような…。言い換えると去年までの良かった部分がぜんぜん出ていません。まとまりをもう一度取り戻したい。今後、そういう気持ちで戦って仮に結果が出なくても、それなら自分たちに残るものがありますから。ゲームですから勝ち負けはあります。とにかくもう一度、チーム一丸となってやること。コミュニケーション。3年間、佐古さんが築き上げてきた絆の大切さ。広島で繋がるものを大事にしていきたいと思います」
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#3テレンス・ドリスドム 22点
#11北川弘16点
#42ケビン・コッツァー14点
◆リバウンド
#42ケビン・コッツァー14リバウンド
#3テレンス・ドリスドム9リバウンド
#13クリント・チャップマン7リバウンド
◆アシスト
#3テレンス・ドリスドム5アシスト
◆スティール
#11北川弘5スティール
信州ブレイブウォリアーズ
◆得点
#55アンソニー・マクヘンリー24点
#5武井弘明15点
◆リバウンド
#55アンソニー・マクヘンリー13リバウンド
#33ニック・ウォッシュバーン7リバウンド
◆アシスト
#11齊藤洋介8アシスト
#55アンソニー・マクヘンリー7アシスト
#5武井弘明5アシスト