広島広域公園陸上競技場、ACL開催時のスタンド風景
サンフレッチェ広島は5月20日、一部を除くバック指定席の廃止を発表した。
サンフレッチェ広島では今季より、ACLの基準をクリアするためバック指定席を設置した。
AFCでは2016年度までは「個別席を完備したスタジアムの使用を強く勧告する」としていた。2017年度からは「個別席で、背もたれが30㎝以上あるもの、なおかつそれを5000席以上設置すること」を開催場として義務付けた。
広島広域公園陸上競技場(エディオンスタジアム広島)は広島市が管理・運営しており、今回、大会にギリギリで間に合うよう、スタジアムに個別席が新設された。それが次の画像だ。(紫の席がAFCの求める条件に合致する個別席)
固定席を設置した場所は従来、Jリーグ公式戦では「バックスタンド自由シート」だった。今季からは「バックスタンド自由シート」の一部に「バック指定席(ホーム)」が新たにゾーニングされた。
しかし、当初の計画通り客足が伸びず、クラブ側では「お試しキャンペーン」など動員策を講じてきたが、この期間に当初からバック指定シーズンパスを購入しているサポーターや多くのサポーターに対して不利益が生じる事態となった。
開幕当初の座席図
6月以降の座席図
以下、サンフレッチェ広島からのリリース
今季より、ACLの基準をクリアするためバック指定席を設置いたしましたが、当初の計画通り客足が伸びず、「お試しキャンペーン」など動員策を講じてまいりました。
この期間、当初からバック指定シーズンパスをご購入いただいている皆さまを始め、多くのサポーターの皆様に大変不愉快な思いをさせ、誠に申し訳ございませんでした。改めてお詫び申し上げます。
皆さまにこれ以上ご迷惑をおかけすることはできず、また、バック指定席エリアに空席が目立つ事態は、今後のサポーターの皆さんの応援にも支障をきたすこととなり、ひいてはチームの士気にも影響する極めて由々しき事態であると考えています。
このため、一部のバック指定シーズンパスをお持ちの方を始め、関係者の皆さんにもご意見をお聞きし、下記の通りバック指定席を廃止することとしましたので、お知らせします。
6月以降の試合については、バック指定席(個席)は、バックスタンド自由シートとなります。ただし、バック指定シーズンパスを購入され、引き続き継続を希望されるお客様の席は従来通り指定席となります。そのお座席は「指定席」と表示された座席カバーを設置することとしており、この席はご購入されたご本人様以外はお座りになれませんのでご注意ください。
突然の変更で大変申し訳ございませんが、何卒ご理解ご協力をよろしくお願いします。
※座席表、価格などは、添付をご覧ください。
■注意事項
◆バックスタンド自由シートについて
バック指定シーズンパスをご購入され、引き続き継続を希望されるお客様の席には、専用の座席カバーを設置し指定席扱いとします。この座席はご購入されたご本人様以外はお座りになれませんのでご注意下さい。
問い合わせ先、サンフレッチェ広島 顧客戦略部 TEL:(0570)011-320
受付時間は午前9時から午後6時、土・日・祝は定休日
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