画像はオリックス2回戦、プレーボール前の広島ナイン
6月22日 ●2-3オリックス、マツダスタジアム
通算37勝31敗2分け(巨人に1・5差の2位、交流戦単独最下位)
14時開始・3時間15分・3万1302人
相手先発 荒西○5回3分の1、5安打1失点
本塁打 なし
登録抹消 山口
出場登録 アドゥワ
一番ショート小園
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ライト鈴木
五番ファースト松山
六番レフト高橋大
七番キャッチャー磯村
八番サード上本
九番ピッチャーアドゥワ6回97球6安打3失点(自責0)
遠藤
菊池保
一岡
広島は打線のコンセプトが流動化しつつある。
一番には3試合続けて小園。三番に3試合続けて入った西川は同じく3試合続けてセンターでスタメン。
西川がセンターに回ったため、前日まで2試合続けてレフトでスタメン五番だった松山は、この日ファーストに回り、とうとうバティスタがスタメンから外された。
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レフトには六番・高橋大。鈴木と同期でドラフト1位入団の高橋大は6月16日の出場選手登録以降、代打で四球・空振り三振、スタメンで右飛・中前適時打、右前打、代打で四球、代打で左前打と結果を出してきた。
さらに、先発が二軍再調整を終えたアドゥワということで七番・キャッチャー磯村、八番にはコンディション不良でベンチに入らなかった安部に代わって上本、というオーダーになった。
ちなみに交流戦初戦(相手の先発は同じく右腕の西武・今井)の広島のスタメンは…
センター野間
セカンド菊池
ファーストバティスタ
レフト鈴木
レフト西川
DH松山
キャッチャー磯村
ショート田中広
サード小窪
さて、この日の広島打線は、オリックス先発の荒西の前に五回までゼロ行進。3点を先制された六回裏の攻撃で一死から小園がライト線二塁打、菊池も左翼フェン直の二塁打で26歳のルーキー右腕を降板に追い込んだが、終わってみれば2対3のスコアで2日続けての1点差負けとなった。
6月6日の西武戦(メットライフドーム)で中継ぎ登板して3本塁打されたアドゥワはウエスタン・リーグでの調整登板1試合だけ(結果は完封勝利)で一軍マウンド“再登板”。六回に先頭の大城を歩かせそこから3点を失ったが、それ以外は“合格点”だった。
アドゥワの自責はゼロで、ゲッツーを焦ってトンネルした小園のエラーが失点に直結したかっこう。小園は初回にもゴロをポロリとやっており、これで3試合連続の計4失策…
しかし、それもある意味やむなし、か?2月のキャンプ以降、一軍メンバーの中でもまれにもまれ、いい感じになっていたのに開幕直後からはずっと二軍暮らし…。急に一軍に呼ばれはい、どうぞ…と言われもそう簡単にはいかないだろう。
守備力は周りとの連携やフィーリングによって左右され、グラウンドと“友達”になることも大事。しかも相手は天然芝のマツダスタジアム.慣れが必要だから猶予期間があって当然だ。
一方、打席に入れば、ランナーがいなければ自分のことだけ!よって、この日も第1打席で3球三振(見逃し三振)のあと第2打席で中前打。第3打席はトンネル直後に回ってきたにも関わらずひと振りで仕留めてみせた。初モノの荒西に対して広島が放ったヒットは5本だけだった。
その小園は六回でベンチに下がり、七回からはショートに曽根が入った。これもまた「プロ初」で、田中広は前日に続いての出番なし。不動のはずだった広島のショートはますます流動化することになった。
なお、バティスタも七回からファーストの守備につき、打つ方では19打席ぶりのヒットをセンター前に放った。九回に代打出場した野間も25打席ぶりのヒット。ふたりはすでに紹介したように交流戦開幕スタメンだった。(ひろスポ!・田辺一球)
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