画像はキックオフ前のエディオンスタジアム広島周辺の様子、午後2時のキックオフに向けて賑わった
エディオンスタジアム広島そばのステージでのパフォーマンスに集まったサポーター
明治安田生命J1リーグ第34節第1日(12月7日午後2時3分キックオフ、エディオンスタジアム広島)
ホームにベガルタ仙台を迎える、J1リーグ最終戦、サンフレッチェ広島の先発とサブメンバーは次のとおり。
GK大迫敬介
DF野上結貴
DF荒木隼人
DF佐々木翔
MFハイネル
MF川辺駿
MF稲垣祥
MF柏好文
MF東俊希
MF森島司
FWドウグラス ヴィエイラ
サブメンバー
林卓人、井林章、清水航平、松本泰志、青山敏弘、渡 大生、レアンドロ ペレイラ
参考データ(今季のサンフレッチェ広島ホームゲーム入場者数、百の単位で四捨五入)
16試合のうち2万人越えが2回しかない、また諸事情あるにせよ、3度1万人を切っている。平均入場者数は前節までで、J1の18クラブ中17位。最終節はどこまで数字が伸びるか…
14,000人
8,000
13,000
13000
16,000
24,000
10,000
6,000
11,000
15,000
13,000
15,000
11,000
30,000
7,000
17,000
試合は前半開始早々、ドウグラス ヴィエイラが左から持ち上がって、ボックス内へ…
グラウンダーのクロスに東俊希が反応…いやここはニアで反応しきれずスルーとなってファーサイドに詰めた川辺駿がシュート、しかしこの一撃はバーの上を越えて前半0-0、けっきょくこのワンプレーが前半最大のチャンスだった。
前半のシュート数、サンフレッチェ広島5本、ベガルタ仙台はわずかに1本。
後半16分、東OUT、レアンドロ ペレイラIN
さらに後半23分、稲垣祥OUT、青山敏弘IN
後半26分、川辺がペナルティエリア左から持ち上がって柏好文へ。森島司とワンツーの柏がクロスを上げてレアンドロ ペレイラが頭で叩きつけたがGKヤクブ スウォビィクが右手でこれをゴールマウスの外へ…決定的なチャンスだったがゴールならず。
しかしレアンドロ ペレイラ、その6分後、ペナルティエリア右角から20メートル強烈シュートを叩き込んで面目躍如。相手に当たってコースが変わり今度は相手GKもお手上げ。ハイネルからのミドルパスをドウグラス ヴィエイラが胸で落としてそこにレアンドロ ペレイラ。外国人3人の見事な連携だった。
後半38分、相手のフリーキックから最後はDFシマオ マテのシュートで同点か?と、その瞬間に荒木隼人がGK大迫敬介の背後をカバー。ギリギリのところでシュートを足で跳ね返して完封勝利を引き寄せた。
後半は相手の3本に対してシュート13本。
入場者数は13,228人。
サンフレッチェ広島は前節ですでに6位が決定。勝ち点52から55でシーズンを終えた。
城福浩監督1年目の昨季は勝ち点57、17勝6分け11敗、47得点35失点、得失点差+12
今季は15勝10分け9敗、45得点29失点、得失点差+16
試合後の城福浩監督
ここ数試合勝てなかったので勝って終わりたかった。勝っても順位が変らない中で来てくれた方々、ほんとに大事な方々だと思うので、我々の姿勢を見せたかった。前半は最初のシーンが決定的で、あとはちょっと物足りなかったと思います。ちょっと後半、立ち位置の確認をしたり、さらに出力を上げる、そういう意味では後半のスタートから選手はよくやってくれた。
できることならもっと早く2点目を入れること。それは今年ずっと苦しんだ課題でもあるんですけど、何より1点取ってそのあと守り切るのではなくチャンスを作りながらゼロで抑えたのはよくやってくれたと…
(選手交代で)ドウグラスがシャドーで、青山、川辺のボランチ。これは攻めなので目をつむっていてもボールは回るんです。だからこそ守備のバランスを絶対、攻め攻め攻めで勝ち点ゼロは絶対ダメだとみんなにそう言ってくれと(青山に)強くいいました。
柏が崩し切ってクロスを上げレアンドロ がヘディングしたシーンは、決めなきゃいけなかったと思いますし、キーパーを褒めるべきか、レアンドロ であれば、おそらくニアもファーも両方コースはあったので…
彼であれば3つのチャンスで1点取るよりも3つのチャンスで2つ取って欲しい。それぐらいの期待をしていますし、それは来年以降にとっておけばいいかなと思います。
相当の思いを持ってピッチに立ったと思います。詳しくは言えませんけど彼のプライドギリギリのところで僕は相当厳しいことを言いました。絶対やってくれると思っていました。