躍動するトーマス・ケネディ、右奥は堀田剛司ヘッドコーチ
広島ドラゴンフライズは1月5日、広島市西区の広島サンプラザホールで茨城ロボッツとの第17節GAME2に臨み、87-72のスコアで快勝、連勝を6まで伸ばした。
B2の2019-20シーズンは全60試合でレギュラーシーズンを戦う。広島ドラゴンフライズは32試合を消化して27勝5敗。勝率・844で西地区トップを快走中。
同時に、中地区トップの信州ブレイブウォリアーズは24勝6敗、勝率・800で今節、半歩後退した。
東地区トップの仙台89ERSは23勝9敗、勝率・719。
3地区でそれぞれ2位まではプレーオフに進む。残り2枠はそれ以外の12クラブの中で上位2つ(ワイルドカード)。
プレーオフでの対戦はこの8クラブに順位をつけ自動的に決まる。全18クラブで最高勝率のクラブはプレーオフの全試合をホームで戦う大きなアドバンテージを手に入れる。
6連勝で広島に乗り込み、年明けいきなり連敗となった茨城ロボッツは、ワイルドカードでいぜん首位にいる。
仮に現状のまま、レギュラーシーズンを終えれば、プレーオフの初戦はこのままの組み合わせで、広島サンプラザホールを会場に開催されることととなる。
なお、レギュラーシーズン4戦で広島ドラゴンフライズに全敗を喫した茨城ロボッツのアンソニー・ガーベロットヘッドコーチは前日に続いて「Disappoint」と切り出したが、その声は小さく、41得点を許してなす術なしだったトーマス・ケネディに触れたあと「プレーオフで戦えるならチームとしてしっかり整えて出直したい」と意気消沈気味だった。
一方、広島ドラゴンフライズの堀田剛司ヘッドコーチは、この連勝中に何度も口にしてきた「プレーオフ」について「全体の1位でレギュラーシーズンを終えたい、なぜかというと、プレーオフをホームでやりたいから、ホームの力は本当にすごい」と言い切った。
B2第17節GAME2
広島ドラゴンフライズ 87-72 茨城ロボッツ
1Q:20-13
2Q:21-19
3Q:27-21
4Q:19-19
入場者数: 2,335人
おりづる賞:#55谷口大智
MOM:#1トーマス・ケネディ
【スターター】
広島:#1トーマス・ケネディ、#2朝山正悟、#8グレゴリー・エチェニケ、#24田中成也、#30古野拓巳
茨城:#6小林大祐、#17アレクサンダー・ジョーンズ、#25平尾充庸、#27眞庭城聖、#30ウィル・クリークモア
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#1トーマス・ケネディ 41点
#8グレゴリー・エチェニケ19点
#2朝山正悟 10点
◆リバウンド
#8グレゴリー・エチェニケ 11リバウンド
#1トーマス・ケネディ10リバウンド
◆アシスト
#30古野拓巳 12アシスト
◆ブロックショット
#8グレゴリー・エチェニケ4ブロックショット
茨城ロボッツ
◆得点
#17アレクサンダー・ジョーンズ17点
#30ウィル・クリークモア11点
#25平尾充庸10点
#27眞庭城聖 10点
#29鶴巻啓太10点
◆リバウンド
#17アレクサンダー・ジョーンズ16リバウンド
広島ドラゴンフライズ 堀田剛司ヘッドコーチの話
「¥2試合目はタフなシチュエーションが多いが、選手たちは集中してインテンシティ高く良いディフェンスをしていた。レギュラーシーズンも残り28試合、その中で1試合1試合成長していかなければならない。次アウェイ熊本戦で今より成長した姿を見せれるよう進化していきたい。
広島ドラゴンフライズ 谷口大智の話
外国人選手と交代で出る分、役割の重要性が大きいと思う。今日はディフェンスで外国人選手に対して1対1で止めれるよう意識した。3本ともインサイドプレーで決めれたことは良かったが外国人と同じようなプレーを常に意識しているので、そこに関して自分自身まだ満足はしていない。