キャンプ2日目、キャッチボールする野村祐輔
キャンプ3日目、2月3日から練習を回避していた広島の野村祐輔がキャンプ地の日南市内の病院で受診、右腓腹筋損傷と診断された。4日に広島球団が発表した。
痛めた筋肉は右投手の生命線とも言える軸足を支える筋肉。フィニッシュの瞬間にはこの筋肉を使って最大限の”蹴り”によって下半身のパワーを爆発させる。
「筋損傷」はその総称であり、問題は”裂けた筋肉の深さ”。完全に筋肉の状態が戻るまでに負荷をかけると治るものも治らない。
裏を返せば、完璧に患部に異常がない、との判断が下るまではピッチングはできない。
大瀬良、ジョンソンと並んでイニング数と勝ち数が計算できる3本柱の一角が出遅れることになり、イケメン過ぎる森下暢仁やアドゥワ誠、山口翔、遠藤淳志ら若手投手陣の台頭がますます大事になってきた。