国際オリンピック委員会、ついに東京五輪の延期検討を正式に表明、ドイツではメルケル首相も隔離、広島ではカープ、サンフレッチェ広島が…

国際オリンピック委員会（IOC）は３月22日（日本時間23日未明）、臨時理事会を開く中で７月24日に開会式を予定している東京五輪について延期を含めて検討すると発表した。東京五輪の延期は、8月25日開幕予定の東京パラリンピックにも影響する。

「中止」は議題にしないことも発表された。

IOCが東京五輪延期の可能性に言及するのは初めて。17日には各国の競技連盟との話し合いの末「予定通り開催」を表明したばかりだった。

ドイツではメルケル首相までもが隔離対象となり自宅から”指揮”を執る状況。

メルケル氏は２２日、直前の記者会見で国民に向けて、家族や同居人を除く３人以上の集まりを禁止すると述べた。レストランや美容院など人と人の接触距離が近い空間の閉鎖を求めていた。

新型コロナウイルスの感染者は欧州を中心に拡大し続け、今後はアフリカ大陸での急激な拡大が懸念されている。

なお、広島では３月22日、プロ野球の広島がマツダスタジアムで中日との無観客練習試合第３戦を消化。いつ開幕するかもはっきりしない中、スタメンにはベンチ組が名を連ねた。

B2西地区で優勝した直後からBリーグ２度目のリーグ戦中断となった広島ドラゴンフライズはこの日、練習を再開した。しかしBリーグはシーズン大詰めに来ており、このままレギュラーシーズン終了という可能性すら出てきた。

J1リーグ戦の第１節で快勝以来、ずっと首位を”キープ”しているサンフレッチェ広島はこの日、安芸高田市の吉田サッカー公園で練習のあと、県内外の子供たちに向け「卒業おねでとう！」のメッセージ動画を収録した。

ひろスポ！ベルリン取材班（写真も）

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