トップ画像はB1ライセンス決定を聞いた瞬間の朝山正悟主将
Bリーグの理事会が4月24日、都内で開催された。その中で今季、ともに40勝7敗でB2最高勝率(8割5分1厘)をマークした信州ブレイブウォリアーズと広島ドラゴンフライズにB1ライセンスが交付された。
新型コロナウイルス感染拡大の影響でリーグ戦打ち切りとなる中、B1昇格の権利を手にしていた両クラブだったが、この日、クラブの財務面についてもB1で戦う”体力”を有していると太鼓判を押されたかっこう。
ともにB1初昇格。特に2011年にチーム創設の信州ブレイブウォリアーズは2018-19シーズンにもB2王者に輝きながらB2ライセンスしか交付されなかった。
広島ドラゴンフライズはBリーグの前身のNBLでの2シーズンと併せて6シーズン目でさらなる飛躍のためのステージを手に入れた。Bリーグ元年の2016−17シーズンにプレーオフに進んだが、セミファイナルの相手、島根スサノオマジックと第3戦までもつれ込み2点及ばず、そこから3シーズン目の正直となった。
広島ドラゴンフライズの浦 伸嘉社長と朝山正悟主将はこの日、広島市西区に開いた特設会場で報道陣を前に”吉報”を待った。堀田剛司ヘッドコーチ、田方慎哉アシスタントコーチ、田中成也、古野拓巳、グレゴリー・エチェニケらはオンラインで繋いで会場のモニター画面に顔を揃えその時を待った。
午後5時31分、Bリーグの大河正明チェアマンとテレビ電話会議システムが繋がり、浦 伸嘉社長にB1ライセンス交付が告げられた。
その後の会見では浦 伸嘉社長がB1優勝目指し、チーム補強やさらなるファンとの関係の構築を進めることを明らかにした。
B1ライセンス交付を確認した浦 伸嘉社長
堀田剛司ヘッドコーチ(画面左下)らはオンラインでその瞬間を喜んだ
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