トップ画像で臨時で開催された広島県高校野球連盟の理事会
広島県高校野球連盟は5月29日、広島県東広島市で臨時の理事会を行った。
日本高校野球連盟から27日に第102回全国高校野球選手権大会、夏の甲子園大会の中止を受け、各都道府県高野連で検討中の独自の大会や独自の取り決めによる試合で活用してもらう実施要項と新型コロナウイルスの感染防止対策ガイドラインが発表された。
それを受けて、集まった理事らで選手、運営関係者の安全と学業優先を第一に広島県としてどんなことが可能か、様々な意見が出された。
本来なら甲子園出場を懸けた広島大会は7月11日、マツダスタジアムで開会式を迎えるはずだった。また8月16日からは県の秋季大会がすでに予定されており、学業優先で土日開催にこだわる場合はなるべく早く、県独自の大会にGOサインを出したいところだが、この日は結論に至らなかった。
理事会後に取材を受けた板森匡祐理事長は報道陣の「やるか否か?」の問いかけには「はっきり申し上げることはできない、グレーゾーン」としたが個人的な見解を聞かれると前向きな姿勢を滲ませた。
また、大会をどういう流れで進めるか?という部分について、他県で柔軟な対応があると振られると「形式としてはチャンピオンを決める、決勝戦までやりたい。しかし雨天などで消化しきれない場合、例えばベスト4終わるなら4校優勝も…」と様々な方法論が出ていることを明かした。
すでに岡山では独自大会を開催すると発表しており、国内では同様の動きが見られる中、広島方式をどうするか?やるのかやらないのか?については「なるべく早く」次回理事会を開催して話を詰める、とした。
会見する板森匡祐理事長
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