画像は全体練習で笑顔を見せる城福浩監督と佐々木翔主将
Jリーグは5月29日、臨時の実行委員会で7月4日にJ1リーグを再開することを決め発表した。J2再開ととJ3開幕は6月27日になった。
J1は新型コロナウイルス感染拡大の影響で第1節を開催したあと2月下旬から中断していた。
再開はまず無観客で行い、段階的にスタンドに入る観客の数を増やしていく方針。再開後、1カ月程度は移動のリスクを抑えるため、東と西のクラブに分けて対戦する方法を採用する。また、再開のために全選手対象のPCR検査を行う見通しが立った。検査はその後も継続する。プロ野球はすでに6月19日の開幕を発表しているが、公式戦開催に向けた準備はJリーグの方が具体化されている。
J1再開後の日程は、すべて組み直しとなるため、サポーターの手元に現在ある「ポケット日程表」は使えない。対戦カード発表は6月15日(月)の予定。
”朗報”は5月25日から全体練習を再開させたサンフレッチェ広島にも届いた。
城福浩監督と佐々木翔主将はチームを代表してその思いを語った。
城福 浩監督
今回の決定はサッカー界のみならず、すべての皆さまが自制し、努力していただいた結果です。ありがたいですし、大変、感謝しています。我々は再開に向けて最大限の工夫と努力をしてきたつもりですし、それはこれからも変わりません。再開を心待ちにしている方々を元気にできるように、これからも精進していきます。
佐々木 翔主将
再開日が決まり、うれしく思います。ただ、新型コロナウイルスは終息したわけではなく、引き続き、個人としてもチームとしても感染予防に努めながら再開に向けて準備していきます。そして試合が始まれば、応援してくださる皆さまを元気にする熱い戦いを見せられるように、頑張りたいと思います。