画像は田渡凌
広島ドラゴンフライズでは6月5日、新たにポイントガードの田渡凌(たわたり・りょう)と2020-21シーズン契約が合意に達したと発表した。
田渡は東京都出身で1993年6月29日生まれ。27歳の誕生日は広島で迎える?
180センチ、80キロ。バスケの名門、東洋大学京北中学高等学校(東京都文京区)で監督を務める田渡優氏の三男。兄は東京サンレーヴス(B3)の敏信とサンロッカーズ渋谷の修人。
高校卒業後、米国に渡りオローニ・カレッジ、さらに NCAA2部のドミニカン大学カリフォルニア校で腕を磨き2017-18シーズンから3シーズンをB1の横浜ビー・コルセアーズに所属した。2019年10月、チームキャプテンとなりファンの期待を背負った。
ただしチームの順位は所属した3シーズン、いずれも中地区最下位。2017-18シーズンの途中には、広島ドラゴンフライズ前ヘッドコーチの尺野将太氏がヘッドコーチに昇格したため、その下で戦いプレーオフでB1残留を決めている。
2019-20シーズン成績は、41試合出場で23試合に先発。平均プレータイム23・6分で7.0得点、2.2リバウンド、4.3アシスト。オールスターゲームにも選出された。
コート外での話題も多く、2019年10月以降、高校生、大学生らが夢中になった「テラスハウス」(ネット誹謗中傷事件により打ち切り)に出演。また自身のTwitterに投稿した #エアロビチャレンジ の動画では100万回を超える再生数を記録して、その優れた発信力と拡散力が高く評価されて5月8日、「2019-20 SEASON MIP」(レギュラーシーズン 最優秀インプレッシブ選手)を受賞した。
広島ドラゴンフライズにはすでに新たな契約を済ませた朝山正悟、田中成也と、ポイントガードの岡本飛竜と古野拓巳がいる。
ここにB1を知り尽くした強烈な新鮮力が加わるとどうなるか?
B1で勝つためには欠かせない化学反応必至…の状況だ。
田渡選手コメント
広島ドラゴンフライズの皆さん初めまして!横浜から移籍することになりました田渡凌です。まずはじめに広島でプレーする機会を与えてくれた浦社長はじめ、チーム関係者の皆さんに心から感謝申し上げます。素晴らしいチームメイトと共に勝利に貢献できるよう日々精進して参ります。そして自分が持っている全てを広島に捧げる事を約束します。
バスケットボールの力で広島を、そして日本を盛り上げましょう。