画像は佐々岡監督
広島は甲子園で阪神に3連敗したあと6月5日、京セラドームに場所を移し午後6時からオリックスと対戦する。
ところで前日(4日)、阪神戦の最中にカープファンからひろスポ!にメールが届いた。
内容は…
薮田投手、相変わらずの投球。もう投げさせないでくれんか?今日も負けたら、12連敗?いくらオープン戦、練習試合でも酷い。内容も悪い。こんな状態で2週間後に開幕なんて、どうなるの?開幕から強敵のラミちゃん相手で大型連敗スタートだけは、勘弁して欲しい。外国人投手のパワーアーム獲得希望!
…だった。
このファンの願いもむなしく2分けを挟んで佐々岡カープ12連敗。無論、勝ち負けは関係ない。
が、読者からメールが届いたからには一応、チェックしておく。
最後に広島が勝ったのは3月6日の西武戦(マツダ)だった。この試合、大瀬良大地、高橋樹也、岡田明丈、テイラー・スコットと完封リレー。最後にヘロニモ・フランスアが失点したが2対1でいい勝ち方だった。
そのあとは…
3月7日西武戦(マツダ)先発のクリス・ジョンソン1回3分の2、6失点。5対11。
3月8日同上、先発の森下暢仁5回3安打零封、しかしブルペン陣が山川穂高に連続ホームランを浴びて無観客席にあのポーズ…3対3引き分け。
3月11日DeNA戦(横浜)先発の遠藤淳志は三回に5失点。1対7完敗。
3月13日ソフトバンク戦(福岡PayPay)先発の大瀬良5回4失点、5対10また大量失点。
3月14日同上、先発の床田寛樹は5回2失点、安部友裕、松山竜平、坂倉将吾が一発で応援、しかし4対4引き分け。
3月15日同上、森下が炎上4回5失点、打線はわずか1安打で0対6。
3月20日中日戦(マツダ)先発の大瀬良は七回につかまり4失点。菊池涼介がソロを放つも3対4。
3月21日同上、先発の床田は6回無失点。七回の一岡竜司が福田永将にソロを許し、九回にはDJ・ジョンソンが失点、1対3。
3月22日同上、先発の森下は6回2失点と復活。しかし八回の 藤井皓哉と菊池保則、九回のフランスアで計7失点、8対9、毎度毎度の打たれ過ぎ。
3月24日ヤクルト戦(マツダ)先発の薮田和樹は3回無失点。八回のフランスアがまたまた炎上、四球から崩れて2失点、2対3、これじゃ終盤逃げ切りができない…
3月25日同上、先発の九里亜蓮は4回3失点、坂倉が2ランを放つが3対4また1点差負け。
……
6月2日阪神戦(甲子園)先発のクリス・ジョンソンは3回無失点。しかし五番手の 藤井皓がジャスティン・ボーアに2ラン許す。2対3。
6月3日同上、先発の九里は4回無失点とやっと好投、しかし三番手の一岡はボーアに2ラン、福留孝介にバックスクリーンに運ばれるなど7失点、3対10完敗。
6月4日同上、先発の薮田は4回5失点、ボーア弾も被弾。打線は散発5安打、0対6。
…ということでまず佐々岡真司監督ら首脳陣にしてみれば、何としても大量失点グセはやめるということ。そのためには先発もだがブルペン陣の整備を急ぐ、ということ。
攻撃面ではあっさり完封される試合は当然、抵抗するとしてリーグ3連覇当時の繋がりをどう構築していくか?
いくら負けても関係ない今の時期でどう修正をかけるのか、新たな顔ぶれの揃う首脳陣の腕の見せ所である。