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2020年07月15日
編集部

石原慶登録抹消で奮起するはずのクリス・ジョンソン、また巨人・戸郷に投げ負ける

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ジョンソン
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画像はマツダスタジアムで調整するK・ジョンソン

7月15日 ●1-12巨人 マツダスタジアム
通算8勝11敗1分け(首位巨人に4差の4位変わらず)
18時開始・3時間14分、5,000人
相手先発 戸郷〇6回2安打0失点
本塁打 鈴木誠7号①
登録 一岡、磯村
抹消 石原慶

 

一番レフトピレラ
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番キャッチャー曾澤
七番サード堂林
八番ショート田中広
九番ピッチャーK・ジョンソン●(4試合3敗)5回96球5安打5失点(自責5)
島内
一岡
高橋樹

 

マツダスタジアムで巨人相手に広島が2日続けて完敗した。しかもまた雨降り…

球団70周年なのに、そんな歴史を感じさせるような”仕掛け”もないまま、ジリジリと後退していく訳にはいかないだろうに…

前日の九里は5回96球で5失点。この日のK・ジョンソンは5回96球5失点。ハンで押したように同じような展開になったが、巨人・原監督の喜びよう?は「ミスター超え」の前日以上だった。”天敵”左腕攻略に成功したからだ。

K・ジョンソンのマツダスタジアムでの対巨人戦成績は過去、7戦3勝0敗、防御率1・32。これでは原監督が警戒するのも当然だ。

しかしいざフタを開けてみるとK・ジョンソンはほとんど自滅に近い内容となった。

雨嫌いなのは分かるが(そのほかにも寒さ嫌いや暑さ嫌い?)いちいちその足元に視線を落としては投げているうちに、連続四球のあとタイムリー(中島)、また四球を出して今度はドカンと2ラン(ウィーラー)を許す始末。

九里とはもらっている給料の額が大きく違うのだから、同じような数字でいいはずもない。開幕から勝てないのは誰のせいでもないのに、それをほかにぶつけようとするからバックも白けてミスも出る。

いや、打線は何とか左腕を援護しようとアレコレ策を立てて開幕3連勝を狙う巨人先発の戸郷を崩しにかかった。だが、三回までに70球を投げさせたもののひとりの走者も出せず。

四回、2四球による二死満塁で松山の打球は中飛。五回は二死から田中広が三塁打を放ち、K・ジョンソンの代打・長野のバットにスタンドのファンの期待が集まったが投ゴロに終わった。

マツダスタジアムでヒーローインタビューを受けた20歳の右腕は、その若さとアグレッシブな投球スタイルとは対照的に、落ち着いた受け答えに終始した。

6月23日の東京ドームでもこの日先発したふたりは投げ合った。この時はK・ジョンソンが5回6安打3失点で負け投手。戸郷は6回3分の2、4安打2失点で勝ち投手。

昨季のセ・リーグ王者を相手に同じことを繰り返していては、なかなかその先には行けないだろう。この日、石原慶が抹消された。K・ジョンソンは”相棒”の分も頑張らなくてはいけなかったはずなのだが…(ひろスポ!・田辺一球)

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