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【ひろスポ!】広島スポーツニュースメディア > カープ > 大瀬良離脱でガッツ九里のはずが、がっ九里、ワースト19安打許した広島、巨人に17差はそのまま投手力の差
2020年09月21日
編集部

大瀬良離脱でガッツ九里のはずが、がっ九里、ワースト19安打許した広島、巨人に17差はそのまま投手力の差

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九里
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画像は九里

 

9月21日 ●3-10 巨人 東京ドーム
通算30勝40敗8分け(M31の巨人まで最大17差、5位は変わらず)
18時30分開始・3時間50分、1万7193人(東京ドーム上限1万9000人開始)
相手先発 直江4回3分の1、4安打2失点
本塁打 田中広5号②
抹消 矢崎、高橋樹
登録 今村、中村恭

 

一番センター大盛
二番ショート田中広
三番レフト長野
四番ライト鈴木誠
五番ファースト松山
六番キャッチャー坂倉
七番サード堂林
八番セカンド上本
九番ピッチャー九里●(13試合4勝5敗)4回86球9安打6失点(自責6)
中村恭
今村
菊池保
ケムナ

広島はこの試合の前までで借金9。しかし対巨人は5勝6敗1分けとほぼ互角。

チームとしてはすでに9月1日、中日大野雄に完封された時点でペナントレース”終戦”を迎え、あとは来季に向け、いかに内容のある戦いをしていくかだけの状況が続く。

そんな中、せめてファンに意地を見せるというなら原巨人相手に勝って勝って勝ちまくるしかないのだが…

9月1日、その大野雄と投げ合い7回3分の2で142球も投げた九里は大瀬良離脱の投手陣にあってはみんなを引っ張っていく役割が期待されている。それがガッツ九里。

しかしこの日の投球内容は初回から四回まで1・1・1・3の計5失点。松原と中島には打たれなくても済む一発を浴びせられて試合をぶち壊すという、いわゆるがっ九里落ちとなった。

この日、高橋樹と矢崎が抹消され今村と中村恭が一軍に呼ばれた。高橋樹は二軍再調整で一軍に戻ってきたものの球威不足は明らか。矢崎は”暴発投法”に改善の余地あり、だった。

とはいえ、昇格したふたりが二軍で抜群に良い数字を残しているかといえばそうではない。

五回の中村恭は無死二塁を何とか踏ん張ったものの、六回の今村は4連打されて3失点。けっきょく巨人打線に今季ワーストとなる19安打を浴びせられた。

すでに明らかになっている通り、チーム防御率3・29の巨人と同4・50の広島ではディフェンス力がまるで違う。それは先発、ブルペン陣とも共通で、その差が17ゲームという途方もない差になっている。

この試合、広島が勝てるチャンスは2度あった。初回に田中広の2ランで先制した時と、4点ビハインドで迎えた五回の一死一、二塁の時だ。

プロ3度目の先発となった20歳の直江をやっと降板させ、二番手の大江からも田中広が四球を選んで満塁。しかし3人目の鍵谷の前に長野、鈴木誠がともに空振り三振に倒れた。

その後も原監督はまるで”見本市”のように、防御率0点台の高梨、同1点台の大竹、さらに宮国、堀岡とどんどんつぎ込み、一方で坂本、岡本、丸のクリーンアップは六回でベンチに下げるという徹底ぶりだった。(ひろスポ!・田辺一球)

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