画像は、同期の岡崎修司アンバサダー・チームユースコーチ(左)と田中成也の2ショット、ふたりにとっての最初の”悲願”が達成された
B1第1節GAME2(10月4日)
広島ドラゴンフライズ 93-84 大阪エヴェッサ
1Q:19-22
2Q:20-20
3Q:24-25
4Q:30-17
会場 おおきにアリーナ舞洲
観衆:1,471人
【スターター】
広島:#1トーマス・ケネディ、#5アイザイア・マーフィー、#8グレゴリー・エチェニケ、#21田渡凌、#24田中成也
大阪:#2伊藤達哉、#8角野亮伍、#14橋本拓哉、#33アイラ・ブラウン、#55ジョシュ・ハレルソン
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
#0ジャマリ・トレイラー 22点
#8グレゴリー・エチェニケ20点
#24田中成也 14点
#5アイザイア・マーフィー12 点
◆リバウンド
#0ジャマリ・トレイラー14リバウンド
#8グレゴリー・エチェニケ12リバウンド
◆アシスト
#30古野拓巳7アシスト
◆出場タイム、( )はGAME1
ジャマリ・トレーラー28:44(17:31)
トーマス・ケネディ17:21(28:51)
朝山正悟24:54(33:24)
岡本飛竜0:00(5:15)
アイザイア・マーフィー20:19(22:49)
グレゴリー・エチェニケ33:55(33:38)
田渡凌19:43(18:59)
田中成也34:47(22:48)
古野拓巳20:17(15:46)
森山修斗0:00(0:59)
大阪エヴェッサ
◆得点
#33アイラ・ブラウン24点
#55ジョシュ・ハレルソン18点
#0アンドリュー・ランダル13点
◆リバウンド
#55ジョシュ・ハレルソン14リバウンド
◆アシスト
#2伊藤達哉 11アシスト
広島ドラゴンフライズが第4クォーターで30-17と大阪エヴェッサを押し切り、開幕第2戦で記念すべきB1初勝利をマークした。
GAME1では第3クォーターまでリードしていながら第4クォーター開始からわずか3分で相手の動きについて行けず試合の主導権を奪われた。
GAME2ではその立場が逆転した。63-67のスコアで始まった第4クォーター。残り4:45となったオフィシャルタイム明け、77-79からジャマリ・トレーラーの連続ゴールで81-79とするとそのあとのクロスゲームに耐え、残り1:10で朝山正悟のスティールからの速攻をここもジャマリ・トレーラーが決めて88-84。
際どい時間帯になって大阪エヴェッサは3Pに活路を見出そうとしたが、ことごとくこれが外れて、逆に広島ドラゴンフライズは93点までスコアを伸ばし、94点を取られたGAME1の借りを返した。
第2クォーター中盤ではアイラ・ブラウン、ジョシュ・ハレルソンらの動きに押されて一時は最大で9点のビハインドとなった。が、その苦しい時間帯に司令塔の田渡凌が自らフローターを決め、朝山正悟もタフショットで応戦して点差を詰めた。
第3クォーターの入りでも瞬く間に9点差にされたが、そこからまた田中成也の2本の3Pや朝山正悟、アイザイア・マーフィーのショットで食い下がり最終クォーター勝負に持ち込んだ。
GAME1でもただひとり、全クォーターでスターターに名を連ねた田中成也はGAME2でチーム最長の出場タイム34:47。チーム発足当初からこの瞬間を目指してきた唯一の存在にとって、忘れられない時間になった。
広島ドラゴンフライズ・堀田剛司HC
昨日第4Qで、負けてしまった部分の反省点を修正し、昨日よりチームとして成長できたと感じている。来週はアルバルク東京とホーム開幕戦。チャンピオンチーム相手に今出せる力を全力で出しつくし、しっかりと準備してホーム開幕を勝利で飾れるよう頑張りたい。
同・朝山正悟選手
まずは、ほっとした気持ちとやっぱり嬉しい気持ち。昨日の敗戦から、今日は最後までどうなるか分からない展開だった。みんな我慢してやれたところが良かった。前半が特に重い展開だった。個が強すぎて昨日の最後に出てしまった部分が、今日の前半に出たがそこを修正し、最後の第4Qでゲームを締めることができた。
同・グレゴリー・エチェニケ選手
昨日はチームもハードにプレーし、一生懸命戦ったが負けてしまった。今日はしっかりと勝てて良かった。チームの歴史の中で、B1での初勝利を嬉しく思う。来週もハードにプレーしていきたい。ホームでアルバルク東京という伝統のあるチームと戦うことは嬉しいが勝利を狙うため、チームメイトを信じて準備していきたい。
同・ジャマリ・トレイラー選手
ディフェンスとリバウンドのところをしっかりやっていけば勝てるチャンスがあると思っていた。そこを今日修正し、このチームで勝ててすごく嬉しい。ホーム戦で今日と同じエナジーをもち皆さんの前でプレーできることが楽しみ。勝つにはファンの皆さんのサポートが必要。ぜひ会場で熱い応援をお願いしたいね。
同・田中成也選手
大阪は西地区でも上位に入ってくるチームだと思う。今日も第3Q始めに崩れそうなところがあったがそこをしっかり我慢し、1本1本粘って最後詰めのところでミスをせず遂行できたことが今日の勝ちに繋がった。去年のチャンピオンチーム相手にどれだけやれるかチャレンジになると思う。勝ちたい。勝ってB1で俺たちはやれるんだ、ということをホームのファンの皆さんの前で見せられるよう帰ってしっかり準備していきたい。