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2020年04月26日
編集部

「B2代表をしっかり背負って」(朝山主将)広島ドラゴンフライズはB1で「やるからには日本一のクラブ」へ(浦 伸嘉社長)

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浦 伸嘉社長 朝山正悟
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B1ライセンス交付の知らせを受け、撮影に応じる浦 伸嘉社長(左)と朝山正悟主将

 

広島ドラゴンフライズのB1昇格決定のニュースは新型コロナウイルス感染拡大の影響が広がり県民生活が大きな制約を受けている広島に明るいニュースとして受け止められた。

B1ライセンス交付を地元の中国新聞は4月25日付紙面の一面と中面で大々的に扱った。

ひろスポ!がドコモdメニューに配信した記事も県内アクセスランキングで同日正午前、ベスト3入りしている。

24日に広島ドラゴンフライズが特設会場を開いて対応した、B1ライセンス交付の知らせを受けての会見では、出席した浦 伸嘉社長、朝山正悟主将、オンラインで参加した堀田剛司ヘッドコーチと田中成也選手がコメントした。

今回はその後編。

朝山正悟主将コメント(前回の続き)

今シーンはこのような異例の事態となり、無観客試合をやらせていただいた時にいろんなことを考えさせられました。いつもお客さんが満員の中でプレー、興行できているのは最高なことだと改めて感じました。今回もB1ライセンスのためにとたくさんの方に協力していただきました。それって特別なことだと改めて感じています。広島の方々のスポーツに対する熱さだったり、ドラゴンフライズへの愛情を心に刻み込むことができたぐらい本当に最高のファンの方々だなと感謝の気持ちでいっぱいです。

毎日暗いニュースの中、広島の方、日本のみなさんに勇気を与えるのが最大の指名だと思っています。今回のB1昇格がみなさんの生活の中で話題となって微力ながら少しでも笑顔になれれば…まずは広島県民の方々に明るいニュースをこれからも届けていきたいと思います。

―みんなが同じ方向へと、ひとつになれた理由は?

やはり、それはこれまでの歴史の部分だと思います。4年前にB2からスタートして本当にB1に行くということで、みんながいろいろなものを感じながらトライした。その中でみんながそれぞれ悔しさとか、あと一歩のところで届かなかったりいろいろなことを感じて、それをみんなが無駄にしなかった。途中で移籍してきたり、今季からこのチームに参加した選手もいたり、そこでみんながそれをしっかり感じ取って広島の地で、広島ドラゴンフライズのユニホームを着ることの意義を全員がしっかり感じて通せたシーズンだったと思います。

だからこそ結果が残せたと思いますし、最後まで戦っていて自分たちはB1に上がれる自信があったとそういう風に言い切れるチームでした。

―今、信州もB1に昇格したとの知らせが入りました。開幕戦で1勝1敗だった信州とともにB1に上がります。最後はできればプレーオフで決着をつけたかったでしょうけど…この昇格組2チーム、B1でどう戦っていくのでしょうか。

信州さんとは開幕で戦ったきり戦ってないので…正直言って開幕はお互いに手探りでした。そこから、シーズンを通してお互い成長した状態で最後に戦えるのかなっていう、すごく僕自身も楽しみにしていた部分がありました。今回、信州さんも上がれたということで、先ほど大河チェアマンも言われていましたがB1に上がったチームが毎年苦戦している、この状況については、いろんな方たちもそういう風に思いがちのところはあると思うんですね。

そこらへんをまず自分たちはしっかり崩していきたい。信州さんは天皇杯で(2019年12月に)勝ち進む中、最後に(B1優勝経験のある)栃木さん相手にあと少しのところ、という試合をしたということもあります。やはり自分たちはB2代表をしっかり背負ってやっていくんだと、B2のチームが決して弱いわけじゃなくて、戦えるんだというところを上がれたからにはB2のリーグ全員の気持ちも背負った中で戦っていけたらと思っています。

 

浦 伸嘉社長コメント

今シーズン、異例となる中で無観客試合をさせていただき、いろんなことを考えさせられました。いつも満員の中でプレーできて興行できるのは最高のことなんだと改めて感じることができました。今回もB1ライセンスのためにと本当にたくさんの方に協力していただきました。それは特別なことだと改めて感じました。広島の方々の熱さやスポ―ツに対する思い、ドラゴンフライズへの愛情を心に刻むことができて感謝の気持ちでいっぱいです。

広島はスポーツ王国と言えるぐらいですし、カープさん、サンフレッチェさんという大先輩方にそういう歴史を作っていただき、我々後発のバスケットボールのプロチームがようやくクラブ設立から7年目で、Bリーグ4年目でトップリーグに参戦できる、ようやくスタートラインに立つことができました。

ここから本当の意味で広島の方々に認めていただけるように、ひとつひとつ細かいところを準備していくことが次のシーズンに繋がると思います。

―B1ライセンス交付を前にクラブの収支面など取り組みがあったと思います、そのあたりの具体的なお話と、コロナ問題で厳しい来季へ向けてのお考えをお聞かせください。

いろんな方々にご協力いただき、おかげ様でたくさんの協賛金が集まりました。それがベースになって今回ライセンスが下りました。詳細を申し上げますと、今シーズン、プレーオフはそもそも収支計画には入れておりませんでした。その上でプレーオフに行けていれば(プレーオフは上位チームホーム開催なので)ホームで最低でも2回戦できていたし、最低でも5000万円ぐらいの売り上げがあったのではないかと。

プラス8試合ホームゲームが(シーズン途中終了により)なくなりましたので、それでマイナス5000万円。我々が予測していた売り上げが1億円失われた状態で、収支的にはプレーオフは計算していませんでした。会計上5000万円の黒字が達成できていたものが、赤字、マイナス5000万円。そこをいろんな努力をしながらみなさんに助けていただき、きのうまで協賛金を募集させていただき少なくとも1600万円集まりました。

それ以外に、とにかくドラゴンフライズのために役立ててくださいと、いろんな形でお金を出していただき、親会社の補填もあり最終的に黒字の着地を見込んだことでライセンスが交付されました。

もちろんBリーグ側も交付にあたり今回このような状況なので、緩和していただけるという話もございましたけど、それはけっきょく来シーズンに課題を持ち越すだけでございますので、何とか今シーズンできることをやった上で次のシーズンを迎えたいということで、今回承認していただけました。

2つ目のご質問の、どのように展開していくかですが、やはり広島ドラゴンフライズは地域全体のものなんですね。やはり応援していただく地域のファンの数をいっそう広げていく必要があります。ファン作りを一番大事に考えています。

バスケットの最大の魅力はお客さんとファンの距離が近いことです。それを長所にして選手との距離もなるべく近いものにして、よりいっそうファンに寄り添う活動を続け地域に愛されるクラブを目指してB1で戦っていきたいと考えています。

―積極的な補強も行った中で、改めてチームの戦いをどういう風にご覧になっていましたか。

我々の強みであった朝山と田中。去年まではそこがすごく抑えられていました。特に朝山は昨シーズン日本人では得点ランキング1位ですし、そこにマークが集中します。今シーズンはいい補強ができて、今までの強みだったものがさらに強みになるように、という展開ができて、朝山も少し余裕がありながらプレーしてたんじゃないかなと思います。

出だしは手探りな状況もあったと思いますが試合を重ねるごとにいろいろなバリエーションが出てきて、中盤から終盤は若手の成長もありました。最後は10連勝で自信を深めたところで中断になりました。中断していなかったらみなさんの前で(B2優勝とプレーオフでのB1昇格の権利という)大きな成果があったと思っています。

私が就任して次で5年目なのですが、苦しいことの方が多かったと思っています。ファンの方、関係者の方もせっかく応援してやっているのに、というのもあったと思うんですね。我々も本当に悔しい中で歯を食いしばって現場とフロントで一生懸命やってきたちもりなんですが、なかなかうまくいかないことが多くて…

さっきも朝山が言ってましたが、その時の選択が正しいかもわからないままいろいろな決断をしながらやってきたことがどこがで繋がってきたんじゃないかなと思います。けっきょくいろいろな苦労もB1昇格のためには必要なことだったんじゃないかなと。我々も悔しい思いがないと成長できなかったと思います。

そんな中でもいろいろな方々に支えていただいたおかげでこうやってB1に上がることができました。みなさまに感謝を申し上げたいと思います。

―来季に向けてのプランは?

さっきチェアマンもおっしゃっていました。B1に上がったクラブはほとんど苦労するという中で、今回は西と東の2つのカンファレンスで10チームずつ、我々は西に所属します。いろんなところが違ってくる中でB2に落ちないじゃなくて、常にトップを目指したいと思っています。それがすぐ達成できなくて少し時間がかかるかもしれませんが、やるからには日本一のクラブを目指していますので。

そこから逆算して考えていきたい。ひとつはディフェンスの強度が変わってきますから、朝山は平均で30分くらい出ていましたが、そういうことはなくなると…。ひとりが30分も出ているのはなかなか難しい。選手ひとりひとりのレベルを上げて出場時間をシェアしながら、フレッシュな状態でいいパフォーマンスを出し続けないと難しいと思います。

そして今回の主力の選手を中心にしながらという中で補強もしなきゃいけないのかなと考えています。トップを目指す中で考えていきながら来シーズンにチャレンジしたいなと考えています。

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