画像はアンジュヴィオレ広島
2020プレナスチャレンジリーグ第9節(11月15日、ヤンマースタジアム長居)
チャレンジリーグ最終年女王の座を目指すアンジュヴィオレ広島が11月21日の最終戦(第10節)を待たずにチャレンジリーグWESTの1位を決めた。
前節を終えた時点でアンジュヴィオレ広島は勝ち点20、2位のスペランツァ大阪高槻は勝ち点16。
この日、午後1時キックオフのスペランツァ大阪高槻は吉備国際大学シャルム相手に0-0で引き分けた。これでスペランツァ大阪高槻の勝ち点は17。
アンジュヴィオレ広島とセレッソ大阪ガールズの試合は午後3時30分キックオフ。アンジュヴィオレ広島は引き分けで勝ち点21となり、1位が決まる状況が生まれた。
試合の方は前半のシュート数、アンジュヴィオレ広島5本、セレッソ大阪ガールズはゼロ。
しかし後半13分、アンジュヴィオレ広島の方が失点してしまう。
が、その3分後、右CKからのボールをDF島村公美子が頭で合わせて同点ゴール。そのまま引き分けに持ち込んだ。
アンジュヴィオレ広島は9戦6勝3分け無敗のままリーグ戦を戦い切った。
アンジュヴィオレ広島先発
GK 田中幸奈
DF 小川優花、島村公美子、川越あきら、池崎愛
MF 松田遥奈、本藤理佐、斉藤礼佳、神田若帆
FW 岡野有里子、川﨑咲耶
EASTの1位決定は第10節になる。そして東西の1位チームで女王の座を懸けホーム&アウェーの優勝決定戦を行う。優勝決定戦は先にWESTチームのホームで行うことだけ決まっており、日時と場所は未定。アンジュヴィオレ広島も出場する皇后杯スケジュールとの調整も必要になる。
また国内女子リーグは来秋スタートするWEリーグ(プロリーグ)と再編成されるなでしこリーグで行われるが、すでにWEリーグ参加の11団体が発表された一方でアマチュアリーグとして存続するなでしこリーグの概要はまだ発表されていない。
そんな中で仮にアンジュヴィオレ広島がチャレンジリーグ優勝決定戦も制するようであれば、再編成後のなでしこリーグでの存在感も高まることが予想される。