画像はスリーポイントシュートを狙う朝山正悟(ひろスポ!資料写真)
B1第17節GAME2(1月24日)
広島ドラゴンフライズ 83−85三遠ネオフェニックス
1Q:23-15
2Q:18-30
3Q:25-13
4Q:17-27
会場:豊橋市総合体育館
観衆:955人
【スターター】
広島:ジャマリ・トレイラー、トーマス・ケネディ、朝山正悟、グレゴリー・エチェニケ、田渡凌
三遠:川嶋勇人、西川貴之、鈴木達也、カイル・ハント、ステヴァン・イェロヴァツ
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ(4勝24敗、西地区10位)
◆得点
ジャマリ・トレイラー 20点
トーマス・ケネディ 17点
朝山正悟 17点
グレゴリー・エチェニケ 16点
◆リバウンド
ジャマリ・トレイラー 12リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 12リバウンド
トーマス・ケネディ 3リバウンド
◆アシスト
アイザイア・マーフィー 8アシスト
田渡凌 5アシスト
グレゴリー・エチェニケ 4アシスト
三遠ネオフェニックス(7勝22敗、西地区9位)
◆得点
ステヴァン・イェロヴァツ 26点
カイル・ハント 19点
川嶋勇人 12点
西川貴之 11点
◆リバウンド
ステヴァン・イェロヴァツ 10リバウンド
カイル・ハント 6リバウンド
岡田慎吾 5リバウンド
◆アシスト
川嶋勇人 8アシスト
鈴木達也 5アシスト
岡田慎吾 4アシスト
GAME1の記事の中でひろスポ!が記した「勝つならここしかなかったのだが…」とは、こういうことを言う。そう、GAME1のような展開で勝ち切れないと迷路からは脱出できない。気がつけば16連敗。2018年1月から3月にかけて島根スサノオマジックが記録した21連敗や、2019年4月21日の最終戦で22連敗を喫したレバンガ北海道の記録を心配する事態となった。
GAME1のスコア
1Q:18-18
2Q:21-30
(前半39−48)
3Q:26-20
4Q:14-13
トータル79−81
GAME2のスコア
1Q:23-15
2Q:18-30
(前半41−45)
3Q:25-13
4Q:17-27
トータル83−85
GAME2ではせっかく第1クォーターを取ったのに、また第2クォーターで30失点。第3クォーターで試合の流れを引き寄せたのに第4クォーターお決まり?接戦の末、判で押したように2点差負け。B1の18位vs19位対決で、だ…。
最下位ひとり旅となった広島ドラゴンフライズに対して、もうどこも“一敗もしない”ことを誓ってぶつかってくる。そうなると勝てる術は限られてくる。相手を80点未満に抑え、80点以上取るしかない…
トーマス・ケネディ、朝山正悟、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ、田中成也で臨んだ第4クォーター。リードは8点、しかしすぐに3ポイントを決められてリードは5点。それでもトーマス・ケネディとグレゴリー・エチェニケの得点でリードをキープ。田中成也に代わってコートに入ったジャマリ・トレーラーも2点シュートを入れて残り5分36秒、73−67、リードは6点。
オフィシャルタイムを経て残り4分40秒でもジャマリ・トレーラーのジャンプショットで75−69。残り3分55秒ではトーマス・ケネディの3ポイントで78−72…さらに残り3分14秒でジャマリ・トレーラー、これで80−72。フリースローも1本決まって81−72。
しかし残り1分25秒で83−81。最終クォーター20失点までなら相手はMAXで78得点。それができないと勝てない。
残り22秒で三遠ネオフェニックスタイムアウト。そして残り4秒で西川貴之にバスケットカウントで3ポイントシュートを沈められた。
残り1秒、朝山正悟の放った3ポイントシュートが決まらなかったのはチームに試練をなおも与えるための誰かの悪戯か…西川貴之が放った6本の3ポイントシュート、入ったのは2本。一方の朝山正悟は9分の4だった。
広島ドラゴンフライズ・堀田剛司ヘッドコーチ
攻撃も守備もチームとしてやろうとしていることを継続してできる時間帯は増えてきている。それを40分間継続できるように成長を目指す中で、競った時に大事な場面で攻撃も守備も、上手く機能しなくなったのが敗因。そこで良い攻撃、良い守備をすることが(勝利の)鍵。大事な場面を経験し積み重ねていけば、敗因もなくなってくると思う。次は水曜日にホームでの試合。今できる準備をして臨みたい。
広島ドラゴンフライズ・朝山正悟主将
よく会見に来た時に言っているが、今日はなおさら勝たなければいけない試合だった。昨日同様、やはり最後のゲームの締めくくり方。そこに尽きると思う。