画像は広島ドラゴンフライズ・堀田剛司ヘッドコーチ
広島ドラゴンフライズvs三遠ネオフェニックス、Bリーグ西地区9位10位”決戦は残り1分勝負となって最後はファウルで決着…
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B1第17節GAME1(1月23日)
広島ドラゴンフライズ 79-81 三遠ネオフェニックス
1Q:18-18
2Q:21-30
3Q:26-20
4Q:14-13
会場:豊橋市総合体育館
観衆:1,002人
【スターター】
広島:ジャマリ・トレイラー、トーマス・ケネディ、朝山正悟、グレゴリー・エチェニケ、田渡凌
三遠:川嶋勇人、西川貴之、鈴木達也、カイル・ハント、ステヴァン・イェロヴァツ
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
グレゴリー・エチェニケ 20点
トーマス・ケネディ 19点
アイザイア・マーフィー 12点
◆リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 14リバウンド
ジャマリ・トレイラー 9リバウンド
トーマス・ケネディ 4リバウンド
◆アシスト
田渡凌 8アシスト
グレゴリー・エチェニケ 3アシスト
ジャマリ・トレイラー 2アシスト
トーマス・ケネディ 2アシスト
岡本飛竜 2アシスト
アイザイア・マーフィー 2アシスト
古野拓巳 2アシスト
三遠ネオフェニックス
◆得点
ステヴァン・イェロヴァツ 18点
カイル・ハント 17点
川嶋勇人 15点
寺園脩斗 11点
◆リバウンド
カイル・ハント 12リバウンド
ステヴァン・イェロヴァツ 9リバウンド
岡田慎吾 4リバウンド
◆アシスト
川嶋勇人 8アシスト
鈴木達也 4アシスト
西川貴之 2アシスト
カイル・ハント 2アシスト
津屋一球 2アシスト
ステヴァン・イェロヴァツ 2アシスト
年末年始のコロナ禍での調整、およそ3週間のインターバル明け、チームの意識の統一と「自分たちのプレースタイル」への再構築、そして14連敗の重圧からの脱出…
多くのものを背負っての仕切り直しのアウェー戦。しかし結果はわずか2点差の逆転負けだった。
相手もここまで5連敗中で5勝22敗。西地区10位(最下位)の広島ドラゴンフライズとはわずかに1勝差。勝つならここしかなかったのだが…
22試合ぶりに田渡 凌がスターターに名を連ね、変わり身を目指す体制は整った。第1クォーター、岡本飛竜も田渡 凌と同じように積極的にゴールへドリブルしレイアップシュートを放つ。18-18で終了。
第2クォーター。前節、年明け早々に存在感を見せた特別指定選手の佐土原遼がドリブルからレイアップシュートを決めチームに勢いを与えるが、チーム全体ではリズムよく攻撃を展開できない。21−30、9点ビハインドで前半を終了。課題の第1クォーターを互角に戦ってもここでリードされては…
それでも第3クォーターで反撃。当然、相手もプレッシャーがある。
26−20、3点差に追い上げて最終クォーターへ。
残り4分30秒、73−76、3点ビハインドのままオフィシャルタイムアウト。広島ドラゴンフライズは古野拓巳、田中成也、トーマス・ケネディに代えて田渡 凌、アイザイア・マーフィー、それに4ファウルのジャマリ・トレーラーをコートに戻して勝負!しかしジャマリ・トレーラーは残り2分48秒で退場に…。それでもグレゴリー・エチェニケにボールを集める“基本の形”で残り1分54秒、79−77逆転のダンク炸裂!
ところが残り1分12秒でアイザイア・マーフィーが痛恨のパーソナルファウル。3本のフリースローを与えて79−79…。
さらに残り9秒でまたアイザイア・マーフィーがファウル。この2本のフリースローが決まって勝負あり、ただ、残り1分からのせめぎあいでトーマス・ケネディや朝山正悟のシュートが決まらなかったこともチーム力を語る上ではポイントとなった。
広島ドラゴンフライズ・堀田剛司ヘッドコーチ
今日は準備期間があり戦術も含めチームを変えようとしている中での試合だった。やろうとしていることが100%できた訳ではないが、今日のゲームを見て今後、良い方向に進めると感じた。特に後半に関しては相手を33点に抑えられた。守備の強度をあげようと意思疎通してきたので、そういう意味では今後につながる試合だった。ただ(今日の敗戦は)大事な場面のミス、決めきれなかったシュートといった部分の差だと思う。明日はそこを改善し、勝ちゲームを作れるよう準備していきたい。
広島ドラゴンフライズ・田渡凌
中断期間にやってきたハードな守備を、試合の出だしから出せた。それが第1クォーターで相手を18点に抑えた結果として出た。第2クォーターでは自分のターンオーバーもあったが、相手の戦術の部分に対応できずに流れを渡してしまった。そこで開いた点差を後半どう縮めていくかが大事だった中、第3クォーターの出だしは凄く良い入りができたのが収穫。だがそこからの第4クォーターは守備で粘る部分はできたが、大事な場面で自分がミスをしたり、小さい判断ミスでファウルしフリースローを与えてしまった。非常に悔しい展開だった。