この画像は京セラドーム大阪であった7月23日のマイナビオールスターゲーム2025入場者がもらえるファン投票選出選手ステッカーだ。佐藤輝明とともに阪神打線の顔となった森下翔太が表紙を飾っている。
ひろスポ!は何度でも言う。
2022年のドラフトで1指名すべき“金の卵”は斉藤優汰じゃなくて、森下翔太だった、と…
広島の四番、侍ジャパンの四番に成長した鈴木誠也のマツダスタジアムでのラストシーズンが2021年。すでにそれ以前から「ポスト誠也」がチーム補強の最大のテーマだったし、スカウトも長くそう言い続けていた。しかし12球団で唯一、オーナー自らがドラフト会議に参加する広島はどこかのタイミングで森下翔太から斉藤優汰に切り替えた。むろん競合はなく、斉藤優汰は晴れて赤いユニホームに袖を通した。
それから2年半で両者の差は埋めがたいものになった。7月15日のウエスタン・リーグ、中日戦(由宇練習場)。八回1イニング限定でマウンドに上がった斉藤優汰は、もはや“末期症状”と言ってもいい姿をさらけ出した。
まず初球からしてワンバウンド。そのあと先頭打者を遊ゴロに取ったものの、続く石川昂には1、2球目がワンバウンドしてノースリーからの投ゴロを自ら一塁へ悪送球。
次打者は代打・中田翔。初球が低く入って、パスボール。中田翔を遊ゴロに仕留めたあとは、今度は連続四球を出して二死満塁にした。八番・濱将乃介を空振り三振に仕留めて何とか失点は防いだが、これじゃ誰が見ても、とても公式戦で投げられるような状況じゃない。それでも投げさせるのはなぜ?誰の要望?そしてこの日が斉藤優汰の球宴前登板最終日になった。
同じ日、森下翔太は甲子園球場で中日・藤嶋健人から自己最多に並ぶ16号ソロを放った。左翼席へ132メートルの特大同点弾だった。2年連続で60打点にも到達した。広島ではファビアンの44打点がチームトップ、次点が末包昇大の40打点だ。佐藤輝明はリーグトップの64打点。阪神はふたりを合わせると124打点、広島は84打点。広島のそれは阪神の70%弱の出力しかないことになる。
この場で新井貴浩監督に代わって言おう!
なんで誠也が抜けたのに、森下翔太と取らなかったのよ!いつまでたっても四番が決まらないじゃないですか!
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2025年08月18日











