画像は西川、いかにも打ちそう…
4月1日 ●3-6 阪神 マツダスタジアム
通算3勝2敗1分け、巨人に抜かれ2位後退
18時開始・3時間13分、1万6013人
相手先発 秋山〇7回5安打2失点
本塁打 -
登録 中村祐
一番セカンド田中広
二番セカンド菊池涼
三番センター西川
四番ライト鈴木誠
五番レフト松山
六番サード堂林
七番ファーストクロン
八番キャッチャー曾澤
九番ピッチャー中村祐●(1試合1敗)6回99球6安打6失点(自責5)
島内
コルニエル
広島打線のキーマン、西川が八回、三ゴロを打った際にファーストベース手前で、逸れた送球を追いかけた大山と衝突。79キロの上に89キロが乗っかる格好になり、西川はそのまま肩を借りてグラウンドをあとにした。
阪神の先発は、広島打線が昨季4勝を献上した秋山。チームの対戦成績も5敗1分けだった。
その秋山に五回までパーフェクトに封じられ、やっとの思いで七回に2点を返した。
放ったヒットは全部で5本。左打者では西川の七回の中前打だけ。
130キロ台の真っすぐとカットボール、スライダー、カーブ、フォーク、シュート…
左打者が引っ張ろうとするとこの日の田中広のように二ゴロ、一ゴロ、空振り三振という結果になる。
逆に菊池涼のように腕を伸ばして「前でさばく」と秋山にも対抗できる。菊池涼は昨季、14の5、1ホーマーと秋山を打っており、この日も七回に左前打して反撃をお膳立て。唯一の打点を記録したのは低目のフォークを引っ張った堂林の一打だった。
昨夜のヒーロー、クロンは六回の打席でチーム初安打を放ったものの、一発出れば2点差となる七回の二死一塁で低目のフォークを3度空振りした。
昨季、秋山と最後に対戦したのが11月7日のマツダスタジアム。この時は7回3分の0で長野の2本とピレラの1本、3安打止まりだった。
前回も今回も四球ひとつ選べていない。「打てそうだけど打てない」「どの球にも手を出しそうになる」今年も同じ課題が頭をもたげる中、再来週木曜日の甲子園で次こそは…(ひろスポ!・田辺一球)