GAME1で59-99の大敗を喫した広島ドラゴンフライズは4月11日、広島サンプラザホールで京都ハンナリーズとのGAME2に臨み73-78のスコアで惜敗した。
前半は40-41。第3クォーター15-18となって最後まで粘ったが届かなかった。
出場タイム23分15秒の古野拓巳はスリーポイント5本を沈めて20得点。チーム全体でもスリーポイント、ツーポイントとも成功数では相手を上回ったが、フリースロー成功17回の京都ハンナリーズに軍配が上がった。
広島ドラゴンフライズはこれで7勝40敗となり西地区最下位。まだ二桁勝利に届いてないのは全20クラブで広島ドラゴンフライズだけ。
京都ハンナリーズは19勝33敗で西地区7位。
ちなみに島根スサノオマジックは20勝31敗で西地区5位。
なお土日2日間で2,600人近いブースターがアリーナに終結した。
B1第32節 GAME2
広島ドラゴンフライズ 73-78京都ハンナリーズ
1Q:22-20
2Q:18-21
3Q:15-18
4Q:18-19
会場:広島サンプラザホール
人数: 1,441人
おりづる賞:古野拓巳
【スターター】
広島:朝山正悟、岡本飛竜、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ、チリジ・ネパウェ
京都: 寺嶋良、満田丈太郎、細川一輝、ジャスティン・ハーパー、デイヴィッド・サイモン
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
古野拓巳 20点
グレゴリー・エチェニケ 18点
朝山正悟 14点
◆リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 9リバウンド
チリジ・ネパウェ 7リバウンド
荒尾岳 4リバウンド
◆アシスト
朝山正悟 7アシスト
アイザイア・マーフィー 4アシスト
グレゴリー・エチェニケ 3アシスト
京都ハンナリーズ
◆得点
デイヴィッド・サイモン 18点
レイヴォンテ・ライス 15点
満田丈太郎 12点
◆リバウンド
デイヴィッド・サイモン 12リバウンド
レイヴォンテ・ライス 7リバウンド
満田丈太郎 4リバウンド
◆アシスト
満田丈太郎 4アシスト
デイヴィッド・サイモン 4アシスト
レイヴォンテ・ライス 3アシスト
広島ドラゴンフライズ・尺野将太ヘッドコーチ
今日の試合は選手が昨日の敗戦を取り返そうと、プライドを見せてくれてよかった。ただ自分としては、コンディショニングを考えたら長いプレータイムを与えるべきではない選手にも負担をかけてしまい、それでも勝ちきれなかったところに責任を感じている。ただ、選手がこういう試合を作ってくれたことは残り試合に向けての前向きな力になったので、しっかりと戦う準備をしていきたい。特に10日後にまた京都との再戦もあるのでホームで昨日、今日のリベンジができたらと思う。
広島ドラゴンフライズ・朝山正悟主将
(次回の京都との再戦について)次の試合は全く別ものになると思う。自分たちのコンディションも含めてしっかりと詰めていき、その中で(相手が)どこということではなく、自分たちのやりたいバスケットをしっかり出したい。その上で自分たちの反省点が出てきたらと思うが、スタートラインに立って、またみんなで自分たちのバスケットを目指していくということになると思う。
広島ドラゴンフライズ・古野拓巳
エチェニケ選手とネパウェ選手が本当によくがんばってくれて、その2人を休ませるために谷口選手、荒尾選手が体を張ってくれたからこそ、今日の試合に関しては昨日より修正できたと思う。(自分のプレーを振り返って)練習中から点を取りにいくことを意識しやっていたので、アウトサイドのシュートが入ったのはよかったが、ターンオーバーが多すぎた。それが最後の点差にも響いたと思う。(京都が)ゾーンディフェンスの時にターンオーバーを2回したので、ポイントガードとしてしっかりと作らなけばいけなかった場面だったと個人的にすごく反省している。
京都ハンナリーズ・小川伸也ヘッドコーチ
昨日はああいう展開だったので、今日は難しい試合になると思っていた。予想通り広島はエナジー溢れるプレーで難しい展開になったが、途中から出場した内海選手、會田選手の2人が大きな活躍をしてくれて何とか流れを同等に持ってくることができて、勝ちきれた。ベンチメンバーの素晴らしい活躍のおかげだと思う。