広島ドラゴンフライズは3月22日、沖縄市体育館で西地区首位を走る琉球ゴールデンキングスと対戦、71-81で敗れた。
B1第27節琉球ゴールデンキングス
広島ドラゴンフライズ71-81琉球ゴールデンキングス
1Q:9-23
2Q:19-24
3Q:21-15
4Q:22-19
会場:沖縄市体育館
観衆:1,447人
【スターター】
広島:トーマス・ケネディ、朝山正悟、岡本飛竜、アイザイア・マーフィー、グレゴリー・エチェニケ
琉球: ドウェイン・エバンス、岸本隆一、田代直希、ジャック・クーリー、牧隼利
【主なスタッツ】
広島ドラゴンフライズ
◆得点
アイザイア・マーフィー 22点
グレゴリー・エチェニケ 18点
トーマス・ケネディ 15点
◆リバウンド
アイザイア・マーフィー 7リバウンド
グレゴリー・エチェニケ 6リバウンド
チリジ・ネパウェ 5リバウンド
◆アシスト
古野拓巳 5アシスト
朝山正悟 3アシスト
田渡凌 3アシスト
琉球ゴールデンキングス
◆得点
田代直希 14点
今村佳太 14点
岸本隆一 13点
ジャック・クーリー 13点
◆リバウンド
ジャック・クーリー 19リバウンド
ドウェイン・エバンス 8リバウンド
今村佳太 4リバウンド
◆アシスト
ドウェイン・エバンス 4アシスト
田代直希 4アシスト
船生誠也 3アシスト
岸本隆一 3アシスト
牧隼利 3アシスト
GAME1は第1クォーター、13-29。その反省を生かして”入り”を意識したはずが田代直希に開始早々から3本連続でスリーポイントシュートを沈められて出鼻をくじかれた。第1クォーターまたしても9-23と出遅れた。
第2クォーターもスリーポイントを効果的に決められて開始3分過ぎには18点差とされた。
が、ここからがGAME1とは違った。パスを回せるところは回し、走れるところは走り、トーマス・ケネディやキレのある動きをキープするアイザイア・マーフィーが果敢に攻めた。この10分間でも19-24と後手に回ったがGAME1のような一方的な展開ではなくなった。
それが第3クォーターの21-15のスコアで証明された。
49-62、13点差で第4クォーターへ。明らかに琉球ゴールデンキングスにも硬さが見えた。GAME1とはコート上の空気がまるで違っていた。
田渡 凌がサイドラインギリギリのボールを体を外に向けたまま”背面投げ”。そこに走り込んだアイザイア・マーフィーの速攻が決まって51-62。その後もアイザイア・マーフィーの勢いは衰え知らずとなり、残り5分39秒、チリジ・ネパウェがジャンプショットをねじ込んで59-65とした。
そこから2分はスコアが動かず。琉球ゴールデンキングスも必死だった。しかし残り2分で72-61となり、ファウルゲームに持ち込んだものの時間を使うことに長ける琉球ゴールデンキングスに軍配が上がった。
広島ドラゴンフライズ・■尺野将太ヘッドコーチ
昨日は試合の入りでやられてしまったので、今日はそこを意識して試合に入ったが昨日とは違う展開で、相手に勢いを持っていかれた。だが選手がそこから盛り返してくれて、第2クォーター以降の点差を見れば自分たちがリードしている状況が作れた。結果としては負けたが、西地区最下位(の広島)と西地区上位(の琉球)の力の差以上のものを選手たちがコートで発揮してくれて、次につながる試合ができた。ここまできたらあとは勝ちきるところにこだわって、次戦からやっていきたい。