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2021年04月16日
編集部

「夏甲子園6発」の中村奨成 、唐突感満載の「二番レフト」でプロ初ヒット!

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中村奨成
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画像は中村奨成、右は玉木内野守備走塁コーチ

 

4月16日 〇7-3 中日 バンテリンドームナゴヤ
通算9勝8敗1分け
首位阪神まで4・5差の4位変わらず
18時開始・3時間32分、9,061人
相手先発 松葉●4回5安打4失点
本塁打 菊池涼5号①、鈴木誠4号③
登録 遠藤、中村奨
抹消 大瀬良、石原

一番セカンド菊池涼
二番レフト中村奨
三番センター西川
四番ライト鈴木誠
五番キャッチャー曾澤
六番サード堂林
七番ファーストメヒア
八番ショート田中広
九番ピッチャー遠藤3回3分の2、80球7安打3失点(自責2)
中田H
菊池保H
森浦H
大道〇(6試合1勝)
塹江
栗林

 

東京ドームで3試合連続1得点の中日打線vs3戦完封負けの広島打線…

…は初回に菊池涼のソロ、三回に鈴木誠の3ランが出た広島に軍配が上がった。鈴木誠は昨季も松葉からスタンドに運んでいる。

右ふくらはぎの筋挫傷で抹消された大瀬良に替わって、緊急登板の遠藤は不安定な投球内容に終始。昨季、ローテを”守らせてもらった”立場だから、ネジを巻かないと今季を棒に振ることになる。

逆に開幕から5試合投げて無傷の大道にプロ初勝利がついた。九回を締めた栗林も開幕から8戦無失点。五回、二死満塁のピンチで菊池保を救援した森浦も代打福留を打ち取り広島の新人3投手の”奮投”が光る。

プロ初で言えば「二番レフト」でプロ初スタメン出場した中村奨も五回、中日二番手の鈴木から初ヒットとなる二塁打を放ち、俊足を生かして初得点も記録した。

2017年夏の甲子園で広陵の主軸として大会新記録の6ホーマー。それから4年目の夏を前に待望の1本が出たことになる。

期待された昨季は代打のみで4のゼロ、打球が外野に飛んでいなかった。

ただし、この日二軍降格となった石原とは別に一軍には曾澤、坂倉、磯村と3人の捕手がいる。中村奨が一軍でマスクをかぶるケースは現状ではゼロに近い。

2月のキャンプで一軍捕手争いに身を投じていた中村奨はしかし3月17日に二軍降格を言い渡された。3月23日、ウエスタン・リーグ開幕。4月15日まで全15試合にスタメン出場したがその内訳は次のようになっている。

3月
23日 七番ライト
24日 六番キャッチャー
25日 五番キャッチャー
26日 五番キャッチャー
27日 二番DH
30日 六番キャッチャー
31日 六番ライト
4月
1日 六番センター
2日 三番キャッチャー
3日 三番キャッチャー
9日 一番キャッチャー
10日 六番キャッチャー
11日 一番レフト
14日 三番キャッチャー
15日 一番キャッチャー

 

2、3月の対外試合でも中村奨は一度ファーストを守っただけで外野の守備にはついていない。よってこの日の起用法は唐突感満載と言っていい。

中日で言えば3年目の根尾が開幕から外野でスタメン起用され、この日も二回にメヒアの大飛球をナイスキャッチした。

中村奨も生き残りを懸け外野で勝負するしか道はない? なお、五回で交代するまでに5度もレフトに打球が飛んできたが慣れないドーム空間でも守備も無難にこなしていた。(ひろスポ!・田辺一球)

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